みしっく今日のひとこと - 2003年8月


■2003/ 8/31(日)

渋谷に出て髪を切って,新宿で買い物.伊勢丹の地下に行ってみる.百貨店というと,婦人服や雑貨はどの店でもおしなべて取り揃えていると思う反面,食料品は力を入れているところとそうでないところがはっきり分かれてしまう中で,伊勢丹の地下はなかなか気持ちよく買い物ができる部類に属する.エディアールで紅茶を買おうかと思ったのだけれど,行ってみて思いのほか値が張ることに驚いて,パリで手に入れた分のストックがまだ家にあるので,後で買うことにする(パリのエディアールに行った話は,旅行記19日分に書きますね).最近の少々過熱気味のチョコレートブームに乗ってか,ジャン・ポール・エヴァンなんかもこの伊勢丹に店を出していることに気づく.その他,量販店などを回る.量販店というと,東京では新宿系という枕詞がしばしば付くように,新宿が本場.いつもは駅西口の店舗に行っていたのだけれど,今回は伊勢丹のある駅東口に行ってみたところ,西口と同様,カメラの何とかとか,何とかカメラといった名前の量販店がいくつもあって,パソコン,家電から香水に至るまで,手広く商っているようだった.もっとも最近はオンラインショップがあるから,パソコンなどを実店舗で求める必要性は薄れてきたように思う.

昼食はごはん処おはちで.紀伊国屋書店で本を買う.新宿には,大阪や名古屋と異なり東京ではあまり発達していないところの地下街というものがあることに気づき,サブナードという名前の地下街に入ってみて,カフェドクリエでカフェオレを頼んで,帰宅.


■2003/ 8/30(土)

昼食には,鶏もも肉の大き目のを昨晩買ってあったので,フライパンで皮目から焼き付けて,にんじんとたまねぎも同じフライパンで焼く.それに,ほうれん草の缶詰を開ける.久しぶりにまともな食事をとることができた.

夕食は,厚揚げ・白ねぎ・エリンギのすき焼き風と,オクラ.オクラは冷蔵庫でしなびてしまっていたけれど,ゆでて水に取るといくばくか膨らんで,色も鮮やかな緑に戻ってくれた.食後は,ベートーヴェン三大ソナタのうち2曲ほどを聴く(わかりにくい書き方でごめんなさい).時間が許せばコンサートなどにも行きたいものの,あたかも古典を味読するかのように CD で名曲を鑑賞するというのも手軽で捨てがたい.

25歳(前後)のみなさんに25個の質問。当たりさわりのない質問の合間になかなか味のある質問がいくつも.初めて覚えた政治家といえば,やはり中曽根元首相.名古屋には大曽根という地名があって,幼稚園のころ,大曽根行きのバスの表示幕を見て,首相の名前と同じ文字が書かれているのを不思議に思ったことを覚えているけれど,なにぶん子どもだったのでその政治姿勢を理解するには至らなかったもの.

旅行記を書き足した.


■2003/ 8/27(水)

今日は仕事がそれほど多すぎず,恵まれた日だった.午後は大きな打ち合わせがあり,作業明けや休みの人以外はみなそれに出てしまったので,私は他部署からの依頼などを一手にさばくことに.でもトラブル等特になく,自分のペースで進めることができた.18時を少し回った時刻に職場を出て,地下鉄でしばらく行ったところの教室で英語の授業を受けるのも,なかなか快適なものだ.帰りが22時と少し遅くなってしまったことを除けば,これ以上は望めないよき日となった.


■2003/ 8/26(火)

「職業性ストレス簡易評価ホームページ」.組合の機関紙で紹介されていたもので,職場のストレスをいくつかの軸に分けて評価してくれる.ソースをのぞいてみると,かなりシンプルな JavaScript だった.


■2003/ 8/24(日)

久しぶりに lernu! を訪れてみたら,日本語版が公開になっていた.大部分は私の知らない訳者さんによって訳されているのだけれど,トップページの一部や歴史紹介のページなどには去年私が contribute した訳が載っていて,懐かしい.

おはなしのページには,Vere aŭ fantazie の本文が表示されて,MP3 で朗読が聴けて,わからない単語があればクリックするだけで単語の意味が表示されるという,語学教材としては凝ったつくり,ウェブブラウザの機能を有効活用したつくりになっていて,さすが.あとは,単語の意味がエスペラントでなく日本語で表示できるようになっていると初心者にやさしくて申し分ない.

Bonan lernadon! の訳をどうしようかと悩んでいたのだけれど,見てみたら「楽しく学びましょう!」になっていた.まったく妥当な訳だ.でもエス版の該当箇所が Ridetu kaj lernu! と書き換えられていたので,「楽しく学びましょう!」がどちらの翻訳なのかは謎.もっとも,Bonan lernadon! も Ridetu kaj lernu! も意味的にさして変わりはない.

午後は溝の口に出かけて,雑誌などに目を通す.最近,脂ののった魚の味をくどく感じるようになったので,さんまとかひらめといった魚はパスして,かつおのたたきを買い込む.

旅行記,初日をアップロード.


■2003/ 8/23(土)

これまでの私の生活といえば,衣服,靴,時計,かばんなどといったものは,家電製品などと同様,もっぱら実用本位で選んでいて,まったく思い入れを感じるということがなかった.ものの美しさやセンスのよさといったことを気に留めない人間なのかというと,そうではなくて,絵画,工芸品,音楽といった種類のものは好きで,いろいろ鑑賞しては楽しんできたのだけれど.それが最近はなぜか,身につけるものにも目が向いてきて,その一環として,何か身につけて楽しむことのできる時計を手に入れたいと思うようになった.下調べはすでにしてあって,渋谷に出て,百貨店の時計売り場へと出向く.

時計は,衣服と異なり1個かせいぜい2個あれば用が足りることを考えると,戦前ならいざ知らず,複雑な工業製品が低コストで生産できるようになった今日,ブランドプレミアムを享受している一部のメーカーの製品を除けば,服飾品の中では気軽に買えるものの一つだと思う.それに,衣服に比べて比較検討するためのポイントがわかりやすい.でも,いざ店頭で比べてみると,どの商品も帯に短したすきに長しで,一番気になっていた商品は展示していなかった(後で調べたところ,日本未発売の可能性が高い)し,いますぐ手に入れる必要があるわけではないので,引き続きじっくり考えることにして,隣の茶道具売り場へ.茶碗,茶入,掛軸,棗,香合,茶杓などを眺める.茶碗は装飾性が強い商品が多く,いまひとついいなと思えるものがなかったのだけれど,茶入がなかなかよくて,特に肩衝の茶入が気に入った.

九段下経由で早稲田へ.Diskuto の会.夕食は参加者の人たちとタイ料理.

駅を出て家に帰る途中に,火星を眺めることができた.明るく光る赤っぽい星が木立の間に垣間見えて,一目で気がつく.普通の星や月と違って,いつも見えるというわけではない点,いっそう趣がある.


■2003/ 8/22(金)

怒涛のペースで作業をこなした1週間は,ユーロ急落の1週間でもあった.

今日はもうかなりしんどかったものの,なんとか2種類の作業をこなして,スーパーの閉店に間に合う時間に帰宅.


■2003/ 8/21(木)

久しぶりに,ほどよく暑くなった日.今日も出張で作業.17時までで私の受け持ち分の作業は終了して,オフィスに戻って別の作業.両作業ともだいたい順調だった.


■2003/ 8/20(水)

昨日今日も,夜景がきれいで昼食がおいしいビルへ出張で作業.出張も2人くらいで行くのは楽なものの,人数が多いと何かと気疲れすることもある.とはいうものの,オフィスの方はここのところそれどころではない祭りの模様.作業時間的には,昨日はがんばって早めに終わって,今日もその勢いで目標通りに無事終了することができた.

朝食に,ブラウンえのきを使ってみた.普通の白いえのきたけと違って,普通のきのこに近い味で,歯ごたえもあって,なかなかいける.


■2003/ 8/18(月)

出張で作業.先々週と同じく延々と夜まで続く作業に,協力会社さんから「きつい作業でした」との感想を聞かされる.もっとも職場は先週末から今週初めまでもっと大変だったようで,呼び出された人などもいた模様.

グリーンピース・ジャパンというと,センセーショナリズム系の環境団体として知名度が高いが,この夏の電力危機に当たって「ピークカットで夏をのりきろう」と題するいくぶん地道なキャンペーンを打っているらしい.で,興味をひくのが,需給調整契約説明会.東京電力の営業さんを呼んで,消費電力急増時などに電力使用量を減らす代わりに料金を割り引くという,大口需要家向けの契約の説明会を開いてもらったというもの.いつもは協力関係にないプレイヤーと協力できる稀有な局面を活用してみるというのは,なかなか賢い取り組みだと思う.


■2003/ 8/17(日)

引きこもりな土日を過ごしてしまった.仕事に無我夢中でいると,あっという間に日がたってしまい,土日を休養と私的な事務作業やなんかにあてるとそれだけで1週間が終わってしまうので,これは気をつけなければいけない.仕事優先というのはほかのことをなおざりにする言い訳にはならないと思った.

独断と偏見の旅行ガイド(目的/種類別お薦め).目的・種類別にヨーロッパのおすすめ観光地があげられていて,大まじめなページなのだけれど,なんだか笑えてしまう.

パリの Hédiard で買ったライチ紅茶を開ける.ほのかなライチの香りがよい.

旅行記,まだ「はじめに」だけなのだけれど,アップロードしてみました.


■2003/ 8/16(土)

雨,降り続き,ソウルに5年前に語学研修に行ったとき,毎日大雨で大変だったことを思い出す.「京畿道 水災」なんて文字がテレビの画面に頻繁に顔を出していて,寄宿舎から教室棟に行くまでの坂道は滝のようになるし,外の道路も冠水して交通が遮断されたり.関東が大雨ということは,ソウルはいまごろ涼しくて快適な天気が続いているのだろうか.

食品戸棚ににんにくが一かけ残っていたので,昼はいわしのトマト煮を作る.トマトはおなじみの水煮缶.副材料のピーマンと赤パプリカは蒸し煮っぽく火を通しておく.いわしの表面に火を通してからトマトを加え,軽く煮詰めてピーマン・赤パプリカを加える.ご飯によく合う家庭料理.おやつ代わりにキューバ産のストレートパイナップルジュースを開け,とても甘くて濃厚な香りと味を楽しむ.

旅行記の構想を練りつつ,フランス菓子塾 ケーキの寺子屋などを見つけて読む.


■2003/ 8/15(金)

昨日今日とたくさんの仕事をこなす.幹部のみなさんがお休みなので,下っぱであるところの私に重い責任が降りかかってきて,お祭りなんかも始まって,なかなかゆとりを持って過ごすことのできなかった一週間.補食もお休みなので栄養バランスがよろしくない一週間でもあった.

今日は,Happy Assumption なんていうサブジェクトのメールが舞った日.閉店間際の駅前のスーパーでは,揚げ物コーナーに並んでいた15円の揚げ玉が,値引きシールが貼られて7円になっていた.その心意気はさすがだけれど,やっぱり売れ残ってしまいそうなことには変わりないのだった.


■2003/ 8/13(水)

朝食に,しらすおろし.夏ですね.休みのシーズンに入ったので,いつもは人が多すぎる感のある私の周りの空間が,やや閑散としている.通勤電車が混雑していないのが何よりうれしい.

定時退社ながら,家に帰ってご飯を作って,日記サイトを読んで,事務的なメールの返事を書いて,などするうちに,もう22時.明日も仕事はたくさんあるので,寝ることにする.


■2003/ 8/11(月)

月曜日だけれど,やや低調.

夜,海外への手紙をしたためながら思ったのは,日本では茶封筒っていうのか,卵色の封筒をよく使うじゃないですか.考えてみると,海外から来る手紙の封筒がそれであったためしはなく,だいたい白っぽい封筒であることが多い.ひょっとすると,「日本の人からの手紙はなんでいつも変な色の封筒に入って届くんだろう」と不思議がられているかもしれない,ということ.どうなんだろう.それともよそ行きの手紙や国際郵便には上等な封筒を使うけれど,諸外国でも国内の普段使いの手紙にはやっぱり茶封筒に類するものを使っているのだろうか.

旧聞に属するものの,九州新幹線駅名決定.新八代駅から鹿児島中央駅(現西鹿児島駅)まで間に3駅をはさむ短い新幹線で,来春開業らしい.博多まで線路がつながってないのに,ほんとに走っちゃうんですね.日本って不思議な国です.


■2003/ 8/10(日)

二子玉川の明治屋で,ほうれん草の缶詰を購入.京都なら確かサンプラザ熊野店の店頭に並んでいた品なのだけれど,このあたりの住民はあまりそういったものには食指が動かないのだろうか,梶ヶ谷や溝の口では手に入れられなかったもの.電車で溝の口に戻って,久地円筒分水(写真 1)を再訪.大雨の後なので,前行ったときよりも水かさが増していて,ワイルドな楽しさがある.


写真 1

旅行記スクリプトの新バージョンを製作.日記スクリプトとか,2001年旅行記用スクリプトでは,ソースファイルの構文でネストを許していたのだけれど,実際にはこの機能は使われていなかった.処理対象にネストを許せば,内部のデータ構造はスタックやツリーといった複雑なものになってしまい,その処理は抽象度が高い記述になってしまって,テストケースの件数も増加してしまう.今回はネストを禁止したので,その分データ構造も処理もシンプルにすることができた.

ひととおりコーディングとテストが終わって,テストは Netscape Navigator を使ってしたので,念のため IE でも見てみるか,と思ってデフォルトのフォントサイズが違うので,見た目がだいぶ違うのに驚いた.では,と2001年旅行記を IE で閲覧すると,大きくレイアウトが崩れてしまっていることに気づき,愕然とする.今度のスクリプトではだいぶ改善されるようにしてみたつもりなのだけれど,さて.

夜は,Adobe の Photoshop Album Mini をダウンロードしてきて写真のレタッチに励む.この写真は色が変になっちゃって失敗したなと思っていた写真もいい具合な色味に変わるし,暗くて何も写っていないように見える写真は手であれこれ処理すると,実は暗くても細かいところのコントラストはきちんと写し込めていることに気づく.このソフトは写真250枚までしか扱えないという制限付きなのだけれど,今回の旅行で撮ってきた写真の処理には十分間に合うもの.


■2003/ 8/ 9(土)

台風が通り過ぎた一日.

昼食は,たかべ.タカベ科の小型の魚で,伊豆近海が主要な産地のひとつらしい.初めて目にする魚である.身が柔らかく骨が硬い魚なのだけれどていねいに三枚におろしてあったので,フライパンに油を敷いて焼いて食べる.買ってから一晩たっていたものの,近海魚に典型的な味の,おいしい魚だった.見た目を重視するなら,蒸したりした方がよいかもしれない.

山野に分け入ると実に多くの種類の樹木が見かけられる一方,庭木などに使われるのはそのうちのほんの少しに過ぎない.きっと海の中もそれと同じで,日ごろ店頭に並ぶ魚以外にもたくさんの魚が生息していて,関西に住んでいたら一生その存在を知らなかっただろう魚のひとつが,たかべなのだと思う.

で話は飛ぶのだけれど,Juniper ってメーカーの製品,ここ数年よく売れているじゃないですか.社名の由来は何なんだろうと気になっていたのだけれど,何のことはない,生垣とかに使うカイヅカイブキの仲間を juniper って呼ぶのだと知る.とすると,会社名としては Acer(台湾のパソコン関係のメーカー.「カエデ属」という意味がある)と同じ種類のもののようだ.

針葉樹といえば,世の中では屋久杉などが人気だけれど,私はレバノンスギの巨木を見てみたい.ソロモン王の宮殿はこの木と石を組み合わせて造られたという木で,日本のスギとは別の仲間の木.針葉樹をたくさん取り揃えていることで有名なのは京大演習林上賀茂試験地なのだけれど,レバノンスギの巨木には出会わなかったように思う.

樹木鑑定サイト「このきなんのき」.ちなみに私は,なじみのある樹木が,メジャーなものマイナーなものとりまぜてざっと20種類ほどあって,その中の樹木は見間違わない自信があるのだけれど,それ以外はさっぱり.この木,確かどこかで見たことがあるはずなのに,と思っても,名前もどこで見たかも,その木にまつわるすべてを思い出せないのは,さびしいものだ.


■2003/ 8/ 8(金)

今日も出張で盛りだくさんの作業.昼,食堂で甲子園を見ていたら,試合が4回だったかで中止になって,西日本では大変なんだなと実感する.夕方にトラブルがあって一時はどうなるかと思ったけれど,大粒の雨が降り出しかけのころ,なんとか家に滑り込むことができた.


■2003/ 8/ 7(木)

今日も出張で作業.今日の作業はハードだった.相当遅くまで取り組んでも片づかなかった工程を明日に残して切り上げたので,明日もハードな予感.


■2003/ 8/ 6(水)

今日も出張で作業.少々番狂わせなことがあったものの,7割方はうまくいったと評価したい.時間的にもほぼ予定通りに終えることができた.

夕食は,はもの湯引き.こちらのスーパーではあまりはもを売っていないのだけれど,シーズンに1回は食べたいもの.さっぱりした淡白な食材であるように思わせて,裏に豊かな味わいが隠されているこの魚を梅肉ソースで食べる.あと,ピーマンとまいたけの煮物.


■2003/ 8/ 5(火)

今日は,出張で作業.昼食は食堂で,伝統的な日本の家庭料理をおいしくいただく.作業は予定時間を大幅にオーバーしてしまい,相方の人には申し訳ない結果になったものの,無事目標を達成することができたのはよかった.


■2003/ 8/ 3(日)

午前中は高津図書館でジュリストや鉄道雑誌など.溝の口で昼ごはんを食べた後,二ヶ領用水沿いを歩いて国道246号線を越え,川崎の貴重な文化財であるという久地円筒分水へ.目指す久地円筒分水は溝の口からは少し遠く,津田山の東のふもとにあった.八ヶ岳山麓の三分一湧水のようなものを想像していたものの,それよりずっと大きい.用水の上流をせき止めて地下に導き,下流に設けた円筒形の構造物の中央から噴き出させて,円筒の周りにあふれ出た水流を4方向に正確な割合で分流するという仕組み.この構造物の上流側を別の川が横切っていて,堰からあふれた分の水流はその川に放流するなど,なかなか複雑な構造だけれど,肝心の構造物に注目して上から見ると円グラフのような形になっていて,なかなかシンプル.なるほどこれなら正確に水流を分けられそうだ,と納得がいく.大雨の日の翌朝など,水かさの増しているときにもう一度訪れてみたい場所だ.

溝の口に取って返して,NOCTY で食料品を調達.NOCTY というのは「夜っぽい」(?)という意味の合成語なのかと思っていたものの,よく考えてみれば,みぞのくち→のくち→のくてぃ と造語しただけなのかも.輸入食料品店でノンアルコールビールが売り出されていたので,1本買って夕食時に飲んでみる.きちんとビールの味はするし,酔えるだけのアルコールは入っているのだけれど,私は本当にビールが飲みたいのだろうかと自問してみると,答えはノーなので,少々無駄な買い物をしてしまったと反省する.

南仏旅行記を書き進めている途中に,おととしのアイスランド旅行記の参考文献ページを掲載し忘れていたことに気づいたので,遅ればせながら掲載

アイスランドといえば.

アイスランド航空がこの秋,羽田からレイキャビク・ケプラヴィーク国際空港へチャーター便を飛ばして,「アイスランド航空チャーター直行便で行く アイスランド夢紀行7日間」などというツアーが利用するらしい.アイスランドも身近になったものだけれど,羽田深夜発レイキャビク早朝着,5泊してレイキャビク早朝発羽田未明着というスケジュールは,まったく日本人向けの体力勝負なものといえそう.同じ体力勝負なら,私には世界一周旅行の方が性に合っている気がする.


■2003/ 8/ 2(土)

昼食は,まかじき血合い肉のガーリックステーキ ピーマン・ブラックオリーブ添えと,焼きなす.焼きなすは,かつお節で取っただしにしょうゆ・砂糖・塩で濃い目の味をつけて冷やしておき,焼いたなすは食べやすく切ってこれも冷やしておいて,食べるときに器になすを盛ってだしを注ぐ.

昼食後は,使っているプロバイダの会員制サイトをのぞいてみる.フラッシュなど使っていてビジュアルは申し分ないし,ホームページを案内する役割のキャラクター,ミニゲーム,掲示板方式のコミュニケーションエリア,プレゼントの仕組み,などなど,会員を集めるのに必要なのだろう仕組みもたくさんあって,うーむ,と思ってしまう.ふと気が向いて,このサイトで提供されている対戦制のオセロで遊んでみた.時間のかかるのはちょっとと思い,1手の制限時間を30秒に設定して3対局ほど,お相手のプレイヤーさんとふたことみこと交わしながら和気あいあいと遊んでいる間に,考えてみればここ9年ほどチャットからはご無沙汰してしまっていることを思い出す.オセロというと,こういった2人でプレイするゲームの中では手軽に楽しめるくちだけれど,時間があったら囲碁などにもチャレンジしてみたいと思う.

旅行記は,少しずつ準備している段階.来週末にはステップ1として公開したいので,しばしお待ちを.

旅行者文化人類学.通訳ガイドさんが仕事中に遭遇したトラブルの数々を語る.第9章からが海外添乗の話で,これがおもしろい.ロストバゲージなどはいままで一度も遭ったことがないのだけれど,大変ですね.


■2003/ 8/ 1(金)

職場を見渡すと,服装にごく無頓着な人から,服装にいつも心を配っている人までさまざま.大学に比べてその落差が大きいように思う.私の持っている服は比較的夏向きのものが多いので,この時期にこそ活用していかなければと思い,今日は多少考えて服を着ていったら,周りの人にほめてもらえた.

金曜日には,長距離走でゴールを目前にしたときの感覚にも似た独特の爽快感がある.今日はずいぶん時間を費やしてしまったけれど,お盆明けの作業の準備を無事仕上げることができた.交替制の勤務では週休の前は泊まり明けなので,明けて家に帰って寝て,そのまま休みになだれ込む感覚なのだけれど,この勤務だと休みの輪郭がくっきりしている感じがするのはいいことだ.22時過ぎに帰宅.