みしっく今日のひとこと - 2006年10月


■2006/10/31(火)  願書提出

11/1は願書提出日.高倍率.並ぶらしい.学費を値上げすれば需要が減って需給がバランスするのかと思ったら,少々高くても関係ないらしい.幼稚園の需要は価格弾力性が低い模様.ならば増設すればいいのか.

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■2006/10/29(日)  中華街を観光

久しぶりに横浜中華街へ.休日の昼過ぎともなれば大勢の客が訪れるので,狭い街路の収容能力を超えている感じだった.中華食材の「源豊行」に立ち寄り,「四鮮烤麩」なる缶詰を発見.原材料は日本語で「麩,たけのこ,ゆりの花,黒きくらげ,しいたけ,ピーナッツオイル,食塩」と書かれている(中国語での表示とは少々差分がある).「家常口味方便即食」との宣伝文句にもひかれて,おっかなびっくり買ってみることに.ほかにピータン5個セットとジャスミン茶を求める.

昼食は楼蘭で小えび・いか・銀杏の炒め物セット.

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■2006/10/26(木)  川崎を歩く.

昼下がりに,運転免許証の更新に出向く.前回の更新時と異なり,今回は川崎駅付近で更新ができるということで,ついでに買い物でもしていくことに.オープンしたばかりのラゾーナ川崎を横目にしつつ東口を出る.

三洋電機が「エネループ」という名前で発売した,従来品に比べて自然放電が少なく,何度も充電できるニッケル水素電池が欲しくて,家電量販店に向かう.この駅前には,新宿系家電量販店であるところのビックカメラ,さくらや,ヨドバシカメラが揃っているので,家電製品を買いたいときにはうってつけの場所に違いない.

それで,やや古い地図を頼りにヨドバシカメラを探したら,到着したのはヨドバシアウトレットという店だった.普通の店舗とは異なり,展示品限りの品を中心に並べる店ということで,品揃えは独特である.平日だったこともあり店内は閑散としていた.ただ電池のようなサプライ用品はそれなりに置いてあって,目当ての商品を無事手に入れることができた.

免許証の更新をすませて,南武支線の八丁畷駅へ.南武線には川崎から尻手を経て立川までの区間のほかに,尻手から浜川崎までの区間があって,本数は少ないものの旅客営業を行っている.地上を通る京急本線の上を南武線と東海道貨物支線(鶴見駅から南にそれて,品川区八潮の東京貨物ターミナルへ向かう路線の一部分)が高架で横切るという構造.八丁畷駅は京急線の駅でもあり改札などの業務は京急に委託されているので,知らない人がぱっと見たら,京急のみの駅のように見えてしまいそうだ.

南武支線の駅は,単線にホームが沿うのみの,いわゆる棒線駅.駅前が閑散としていることも手伝ってか,都心へのアクセスのよい地域なのに,どこか田舎のローカル線のようなひなびた雰囲気にひたることができる.

電車が来るまでしばらく時間があったので,免許の更新時に渡された「交通の教則」に目を通したり.電車が来るまでに,3本の貨物列車が行き交う.南武線というと貨物列車のイメージがないのだけれど,この区間は貨物列車が頻繁に設定されているのだと知る.尻手から先は,短絡線を経由して武蔵野線の府中本町駅方面に向かうことができるようになっているらしい.やがて乗客が集まってきて,ほどなく到着したワンマン運転で2両編成の電車に乗り込む.隣の尻手駅まで1.1キロの旅はすぐに終わりを迎えて,立川方面行きの,都会の風を身に帯びる列車に乗り換えたのだった.

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■2006/10/25(水)  リリース日

一昨年の登場後急速に普及したウェブブラウザ,Firefox のメジャーアップデート版のリリースが今日.さっそくダウンロードしてインストールする.使用感は上々.

Wikipedia を眺めて,長い名前の項目に興味をひかれる.愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割とか,Donaudampfschiffahrtselektrizitätenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaftドナウ汽船電気事業本工場工事部門下級官吏組合).

朝食に,キャンベルのニューイングランド風クラムチャウダーの缶詰を開けて調理する.1杯を食卓に出して,残りはあら熱をとって冷蔵庫へ.最初に作るときはともかく,温めかえすのには電子レンジがあれば便利なのだけれど,と.

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■2006/10/24(火)  風強く波高し?

寒くなりそうだったので,厚着をして出かける.

千葉県方面を中心に軒並み電車の運転に影響が出ているこんな風の強い日にも,出張先近くの工事現場では,活線高所作業車で高圧配電線を延長する作業が続けられていた.電工さんには頭が下がる.

帰りに消防署の前を通りかかったら,強風 Hello! 注意報と書かれた札が出ていた(ような気がした)のは,せわしない都会の中で,ふっと心がなごむ瞬間であった.

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■2006/10/22(日)  何がなんだか.

ドイツ語の Wikipedia に目を通してみたのだけれど.

"Ein Wertpapier ist eine Urkunde, die ein privates Recht, beispielsweise das Miteigentum an einem Unternehmen, verbrieft." とか,Merkmale einer Urkunde in der Rechtswissenschaft とか.ラテンアルファベットだから一見読めそうなのだけれど,その実,何がなんだかさっぱりわからない.

このときばかりはドイツ語を勉強しておけばと思った.

「アラビヤ数字字体」について(依命通達) 昭和27年2月15日目総発第262号.目黒区の通達.いわく,

東京都ではかつて行政で用いる数字の字体を統一しようと図った模様なのだけれど,なんだか笑える.「この字体は筆記体に採用するほか金額・年月日・番号などの事務用のはんこ(ゴム製)等についても適用するから承知願いたい」と言われても,行政用特注字体を揃えてもらおうとしたらコスト高につながるのではないかと.

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■2006/10/18(水)  半熟煮玉子を作成

半熟煮玉子といえば,ラーメン屋さんの定番であるらしい.お湯からゆでれば白身がしっかり固まった半熟卵ができるというのは,コロンブスの卵,というほどでもないか.普段は水からゆでているので気がつかなかった.

100℃のお湯で7分ゆでて,冷ましてから殻をむき,調味液にひたして冷蔵庫に入れたところ.明日の朝食が楽しみである.

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■2006/10/16(月)  リスト

Wikipedia で演奏不可能の作品などを眺める.ピアニスト・作曲家のフランツ・リストといえば,超絶技巧練習曲などで知られるのだけれど.

「最良の刑事政策は最良の社会政策である」(社会政策を充実することが貧困の減少などを通じて犯罪の減少に役立つとの意)という名言を残した法学者リストは,このピアニスト・作曲家リストの従弟なのだと知る.

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■2006/10/14(土)  ファイナンシャルプランナー関連のコラム

子供にかけるお金を考える会のコラムを久しぶりに訪れたら,だいぶ記事が増えていた.

学力と生きる力(生活力)はまったく別物,とか,収入に見合わない早期教育は将来の教育費を前倒しで消費してしまうことになるので問題,とか,収入だけでなく生活設計能力を磨くことが大事,とか,金銭教育では子どもに「働かなくてはお金は手に入らない」という大前提を教えることが大切なことだ,といったことを指摘している.世の中ではあまり目にしない情報だけれど,大事なことだと思う.

前の職場でお世話になった先輩が産休入りしたと聞いて,そんなことを思案してみた.

来年は海外に行くとしたらどこに行こうか,などと考えていたら.世界エスペラント大会(UK)の案内が届いたのだった.

来年の横浜大会は42年ぶりに日本で開催されるものなので,8月の1週間をこれにあてると,海外旅行などしている暇はなさそう.

ベトナムで開催される国際青年エスペラント大会(IJK)の案内も届いたのだけれど,これは遠慮しておこうか.

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■2006/10/13(金)  風邪の治療関連

風邪関連で,いろいろ調べる.「いま医薬品を見直そう」というサイトで展開されている医薬品の辛口批評が興味深い.

NSAIDs を解熱剤として使用した場合の副作用は,いまでこそ情報が広く共有されているけれど,記事掲載当初(99年である模様)には目新しいことだったに違いない.

「正露丸の安全性(危険性)について」も興味深い.通常用量の四倍量で重篤な副作用を招いた事例があるというのには驚く.医療用医薬品でも,そのような副作用を招かない薬は多いのだし,大衆薬として販売するのは不適切なのではないかと思った.しかも薬理活性と毒性のレベルが同じなのだとすれば,使用するメリットが薄い.

それはさておき.

初めて発見された抗生物質,ペニシリンは,まれにアナフィラキシーショックを起こすことで知られ,ペニシリンショックという言葉まで生まれている.

でも,どんな抗生物質でも同じ頻度でアナフィラキシーショックが発生するかというと,そうではなくて,ペニシリン系,セファロスポリン系,カルバペネム系で起きやすいのだそうだ.こうした薬剤を点滴静注で使用するときは注意と備えが欠かせないのだと思う.

オーストラリアの「抗生物質治療ガイドライン」をもとに,抗生物質の使用にメリハリをつけることを説く記事もなるほどと思った.「軽症の感染症には抗生物質は不要」とする一方,処置や手術後に40℃以上の発熱があり敗血症が疑われる症例などでは間髪を入れず重点的な抗生物質の投与が必要とのこと.

ところで近所の診療所では,インフルエンザ以外の風邪の患者にクラリスロマイシン(マクロライド系)を経口で処方しているようだけれど,ペニシリンを処方するよりはだいぶましだと思った(ただ,クラリスロマイシンにも重い副作用の報告はあるので,本当にウイルス性の風邪なら微妙だ).

また話変わって,風邪といえば葛根湯という人がいるけれど,以前お医者さんで出された葛根湯が私はさっぱり効かず,失望した覚えがあった.投与時期が少々遅かったのかと思う.急性期を過ぎて,外出できるぐらいまでに回復したときには,別の処方が適しているような気が.

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■2006/10/11(水)  来月創刊の新聞.

独自の保守系の論調で知られる産経新聞が来月,タブロイド判の日刊紙「SANKEI EXPRESS」を創刊するのだという.

既存の新聞にはいろいろと不満があるもので.

ブランケット判では通勤電車の中で読みづらいし,ページ数が多いとごみが大量になってしまう(リサイクルすればいいというものでもない).夕刊はなくていいと思うし,ネットでニュースが入手できていてなおかつ Time 誌で海外のニュースが追えている現状では,いまの水準の購読料を支払う気がしなくなるもの.

この新しい新聞が政治・社会・経済に関する国内・海外の重要なニュースをきちんと網羅してくれるのなら,定期購読したいと思った.

ただ気になるのは,このグループといえば,「フジサンケイ ビジネスアイ」は,創刊当初に買ってみてあまりにもさえない紙面作りだった(それに失望して以来まったく目を通していないけれど,その後改善されているのだろうか)という前歴があるので,期待通りにいくかどうか一抹の不安が残るところ.ともあれ,まずはお手並み拝見といきたい.

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■2006/10/ 8(日)  ささやかな贅沢.

寝転がって,昭文社の文庫判千葉都市図を眺める.二俣新町駅の近くにはこんな会社の工場があるんだ,などと知ったり.巻頭の詳細図は各市の中心市街地を大縮尺で描いたもので,それぞれの街ごとに趣が違うので,いながらにして千葉観光を楽しんでいる気分になる.成田空港付近の地図なども楽しい.

そういえば,成田空港に行くときは,スカイライナーに乗るのがささやかな贅沢なのだった.午前便なら渋谷駅埼京線ホームから成田エクスプレスに乗るけれど,午後便ならばスカイライナーの方が割安だし,くつろげる気がする.帰りなどは,京成特急の方が先に着くと知りつつあえてスカイライナーを利用したこともあったと思い出す.

夕食に,鶏肉とひよこ豆の煮込みを作る.ピーマン・たまねぎ入り.親子煮と称したら不謹慎だろうか.鶏肉は保存がきかないけれど,ひよこ豆水煮缶は食料品棚に入れておけるので,保存食品として1個持っておくと,何かのとき役に立つかもしれない.

IME2002 のユーザー辞書が壊れてしまった.辞書ツールの「修復」は,実際のところは初期化にほかならない模様で,このファイルは普通のバックアップの対象にしていなかったので,ゼロからのスタートになる.以前テキストファイルに抽出していたものはあるのだけれど,2005年1月に作成したのが最後なのだった.残念….

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■2006/10/ 7(土)  コンデンサで風邪をひいた(嘘)

おとといの話の続き.

工場や事務所などでは負荷といえばモーターが多いので,力率改善のため進相コンデンサが用いられる.それに対して電子機器が主要な負荷の場合は,負荷自体にコンデンサが多用されているから,電源との接続時に大電流が流れるようにも思うけれど,交流電源の場合,電源がインダクタンスを持っているため,接続後,電圧が緩やかに立ち上がっていき,その途中に充電が完了するため問題ない,という理解でよいのだろうか.

風邪で熱が出てしまって,一日体を休める.今週はちょっと無理をしてしまっていたようだ.体調を崩したとき用に桃の缶詰をいつも置いておくようにしているのだけれど,のどが荒れていると,桃の缶詰は酸味があるので少々しみる.プリンと豆腐など買っておけばよかったと反省.

夕食は,焼きにんにく,ジャム付きパン(カルフールのさくらんぼジャムを使用),ミルクティー.甘いものを摂取すると,しばらくの間は元気が出るね.

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■2006/10/ 5(木)  電力が関心の対象に.

最近,新聞紙上でも取り上げられるような電力方面の事件が相次いだことがきっかけで,電力がマイブーム.

前世紀の産業の発展過程をたどると,最初は電気の分野で技術革新が進み,ついで電子技術が発展し,その上に情報技術が築かれて,今世紀に差しかかるあたりで通信技術との融合が進んだ,という図式か.

そういった観点からは,電力のことをいろいろ調べるというのは懐古趣味のように思えなくもないけれど,この世界では,前の世代の技術が次の世代の技術の基礎となっているというのが例だから,たとえハンズオンの知識までは得ることができなくとも,話のロジックが理解できて筋のよしあしが直感的に判断できるくらいの背景知識は持っていたいところ.

というわけだから,私はこの分野では高校レベルの知識しか持ち合わせておらず,まったく専門外なので,以下の記述に誤りなどがあったらご指摘いただきたい.

電力の世界からみると,世の中の電気システムは,電源と負荷がつながったものとして理解される.電源とは,電力を供給するもの.負荷は,電力を消費するもの.エネルギー保存の法則から,電源は,他のエネルギーを電気エネルギーに変換するもの,負荷は,電気エネルギーを他のエネルギーに変換するものとしてとらえることもできる(ただし電源の中には,電気エネルギーを電気エネルギーに変換するものも含められる模様).

電源と負荷の間は電線で結ぶわけだけれど,大きな電流を流すとジュール熱(その大きさは電流の2乗に比例)が発生し,電力が無駄になるほか,電線が溶断してしまうことから,大きな電力を遠くに送るときは変圧器により電圧を上げて送る.利用する電力が小さいときや,電源と負荷の間の距離が短いときは,低い電圧が利用されることもある.

商用電力の場合,電源として交流同期発電機という装置を用いるらしい.電磁石とコイルを置いてどちらかに力をかけて回すと,コイルに電圧が発生するという仕組みのもの.いろいろな事情により,普通の交流(単相交流)ではなくて,三相交流を取り出す.で,取り出した三相交流を変圧器で昇圧して送電線に載せて,需要地域付近の変電所で順次降圧して配電線で需要家に供給.送電線は最高で 500kV.送電線には複数の電源が接続されており,負荷も常に変動するため,電圧・周波数を一定に保つための制御が必要となる.また発電機同士の位相を一致させる必要がある(そうしないと,発電機が空回りしてしまう……のだろうか?).配電は一般的には 6kV だけれど,22kV で配電することも.配電電圧から一般家庭などに供給するための低圧まで降圧するため,電柱の上に柱上変圧器が設置されている.離島では発電所から需要家直前の柱上変圧器までを一貫して 6kV とすることもある.

負荷側の事情を見てみると,身近で見かける主な負荷は交流三相 200V を入力とする電動機なのだろうかと思っていた.実は,もう少し高い電圧を使用する電動機も最近は普及している模様.一般家庭は,こと日本に限っては単相3線式 200/100V が主流を占める.家電製品はあまり電力を消費しないのだけれど(電力を熱に変換して利用する機器は別),エアコンに限っては,100V 給電だと相当大きな電流が流れるので,本当は 200V の方がいいのだと思う.

鉄道の場合はちょっと事情が違って,直流電化の場合は主に 1.5kV.交流電化の場合は 20kV〜25kV.交流電化の場合も,商用電力を直接架線に印加しているのではなくて,変電所で単相交流に変換するなどして給電している.送電系統においては位相を一致させる必要があったけれど,鉄道の架線に印加する電力について変電所間で位相を一致させるのは困難だから,変電所ごとに受け持ち区間を決めて,隣の変電所の受け持ち区間との間で架線を一定区間絶縁することにより,位相を一致させる必要をなくしている.この絶縁区間のことをデッドセクションという.電車・電気機関車ではブレーキをかける際,運動エネルギーを効率的に吸収するために,モーターを発電機として用いるようにしていることが多いというのも,普通の負荷との違いなのだと思う.この場合,発生した電力は変電所または他の電車等で消費される.

船舶・飛行機・自動車などは,普通,電力を動力源として使うことはないけれど,冷却・制御・照明などのために電力が必要になる.特筆すべきは船舶で,古くは船内電源といえば直流だったけれど,最近はすっかり交流に置き換えられているらしい.

巻線機器の話はこれぐらいにして.

低圧の世界では電圧や周波数を用途に合わせて変換することが求められることが多く,またそれが可能.私の祖父は,スライダックとかサイリスタなどを趣味で使っていたけれど,孫には理解が及ばなかった.最近はスイッチングレギュレータというものが広く用いられている模様.電子機器の場合は,最終的に必要になるのは直流なのだけれど,この直流電源というのは交流電源とはまた違った特性を持つらしい.交流電源は通常,巻線でできているのだけれど,直流電源はそうでもないとか.通っていた高校の理科室には,各机に普通のコンセントと違う形のコンセントがあって,そこから気軽に直流が取り出せたのだけれど,内部抵抗が小さいから感電に気をつけるように,というお達しが出ていたことを思い出す.

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