みしっく今日のひとこと - 2004年3月


■2004/ 3/31(水・宿直)

体調不良気味ながら,送別会や片手間の作業など盛りだくさんな2日間だった.今日はゆっくり休んで,ルッコラとチーズのサンドイッチを作って,明日の朝ごはんにする.


■2004/ 3/28(日・週休)

広尾へ.二子玉川・自由が丘・中目黒乗り換えで行くと30分強でたどり着くことができるので,早稲田などに比べるとだいぶ近いものだ.東京都立中央図書館は,雑誌が全部書庫に入っていたりして,想像していたのとだいぶ違っていた.愛知県図書館を擁する名古屋は,公共図書館事情の面では恵まれていたのだと改めて思う.

ブルディガラでクロワッサンなど買う.隣のクレモンフェランは京都で過ごした最後の秋に足を運んだ名店だけれど,最近は,ケーキは見ただけで味の想像がつく気がする状況に陥っていることもあり,何も買わずじまい.ケーキといえば,桜新町のプラチノ,東京に引っ越してきてから逆に足が遠のいてしまった.田園都市線沿線なのだから,名店の中では一番近いはずなのだけれど.

運輸政策コロキウムから.パリにおける鉄道網の形成−東京との比較−.ターミナルの位置や特徴,小環状線の発達過程,メトロと RER の計画が実現をみるまでの過程など.傍論だがパリと東京とは「人口分布に顕著な違いが認められる.パリでは人口が中心部に集中しており,郊外部の人口は少ない.東京ではその逆である」との指摘も.


■2004/ 3/27(土・週休)

朝は,マドレーヌ広場で買ったライチの香りの紅茶.

ZnZn Philharmonic Orchestra.ショパンの幻想即興曲の演奏がよい.「この曲のMIDIを探すと気持ち悪くなるくらいテンポを揺らしたものばかりなので、そうしたものに反発するべく作りました」とのコメントにはまったく同感.バッハのフランス組曲も気楽に聴けていい.


■2004/ 3/26(金・宿明)

帰宅して横になって,目が覚めたら18時.6時間以上もぐっすり眠り込んでしまった.風に吹かれてしきりに窓が,かたかたと,あるいはがたがたと音を立てる.

この場合の「かたかた」「がたがた」は英語でどう言うんだっけ,と考えて見ても,rattle という語しか思い当たらず,辞書を引いてみたところ,やはり「かたかた」と「がたがた」を区別するような言い方は見当たらなかった.朝鮮語は,と辞書を引いてみると,

달가닥달가닥「かたかた,ことこと(固くて小さい物が軽くぶつかり合う音)」
덜거덕덜거덕「がたがた,ごとごと(固くて大きな物がぶつかり合って出る鈍い音)」

のようなのが望みの単語だろうか.日本語のような清音・濁音の違いはない代わり,陽母音・陰母音の対比で表現し分けるらしい.いわゆる작은말と큰말である.

該当の単語の前後の見出し語を参照してみて,以下のように豊富な単語の体系が組み立てられていることを知った.さすが擬音語・擬態語の豊かな言語である.

달가당「かちん,かたん,ことん(固くて小さい物が軽くぶつかり合って響く音)」
달카닥「かたん,ことん(固くて小さい物が揺れて強くぶつかる音)」
달카당「からん,かたん(固くて小さい物が揺れて強くぶつかり響く音)」
덜거덩「がちっ,がつっ,がたっ,ごとっ(固くて大きな物がぶつかり合って出る鈍い音)」
덜커덕「がたん,ごとん(固くて大きな物がぶつかり合って出る音)」
덜커덩「がらっ,がつっ,がたっ,ごとっ(固くて大きな物がぶつかり合って出る鈍い音)」
달그락「かたっ,ことっ,かちっ(固くて小さい物が軽くぶつかり合う音)」
달그랑「かちん,かちゃっ,ちゃりん(薄くて小さい金属などが軽くぶつかって響く音)」
덜그럭「ごとっ,がちゃっ,がつっ(やや大きくて堅い物が軽くぶつかり合ったり擦れ合ったりして出る音)」
덜그렁「がちゃん(薄くて硬い金属が何かに軽くぶつかり合って出る音)」

してみると,これらの単語は,以下の形に整理できることになる.

「ㄷAㄹBAC」,ただし,
A = ㅏ または ㅓ,
B = ㄱAㄷ または ㅋAㄷ または 그ㄹ,
C = ㄱ または ㅇ.

もう日も暮れていて,食事の材料を買い出しに行く気分にもなれず,宮きしめんのみそ煮込みうどんを開けて食べる.八丁みその香りが懐かしい.

金沢まいもん寿司といえば,高級系回転寿司のチェーンとして名前を聞いたことがあるけれど,金沢・富山のほか,たまプラーザ,二子玉川に展開しているのだと知る.かなりピンポイントな首都圏進出.次に出店するとしたら,自由が丘になるのだろうか.


■2004/ 3/25(木・宿直)

用事でダウンロードをしていたら,朝なのに FTP の転送レートがひどく遅い.どうも変だと思って,ADSL モデムの管理画面にログインして状態を確認すると,下りのリンク速度が 672kbps まで落ちてしまっていた.上りより遅いではないか.ADSL 再接続を実行したところ,リンク速度は無事 7552kbps と通常の速度を回復,FTP の転送レートも 4Mbps 程度に戻った.こういうことってあるんですね.


■2004/ 3/24(水・日勤)

冷え込む日が続く.

先週の Time に,ロサンゼルス・シンガポールをノンストップで結ぶフライトの搭乗記が載っていて,興味深く読んだ.シンガポール航空が先月開設した路線で,いまのところ世界でもっとも長距離の定期旅客路線.航続距離が長い旅客機を使って,14,126kmを18.4時間で飛ぶのだという.長距離列車と比べて景色が楽しめるわけでもなく,食堂車などもないとなれば,時間をもてあましてしまいそうだ.その他の長距離路線のリストには,アトランタ・ヨハネスブルグ,ニューヨーク・香港,ロサンゼルス・メルボルンなど,これまでにないような路線が並び,6月には新しく開設されるニューヨーク・シンガポール路線が最長距離路線の座を占めることになるのだという.成田・サンパウロ路線なんかできないだろうかと思う.

最近めっきりナウルの話を聞かなくなったけれど,いまあの国はどうなっているんだろう.思えば,面積がわずか 21km2 というから,小笠原の父島より小さな島国なのだと知る.


■2004/ 3/23(火・日勤)

駅勢圏という概念がある.駅を利用可能な地理的範囲のことで,都市近郊では,駅利用時のアクセスは徒歩を前提とすることが多く,駅から800m 〜 1km くらい,不動産広告で 80m を1分と換算するのに従えば,歩いて10分〜15分くらいの距離を駅勢圏と呼ぶ模様.駅間距離が近ければ,駅勢圏が密に連続することになるし,駅の間が開いていれば,どの駅の駅勢圏にも属さない地域の割合が高くなる.東急田園都市線の駅間は 1.0km 〜 1.2km 程度(中央線の直線区間は 1.5km 程度,東海道線の戸塚より先は 4km 〜 5km,小田急小田原線は郊外に向かうにつれてだんだん広がるなど,路線によって違いが大きい)だから,2つの駅の駅勢圏に属する地域もあるほどということになるけれど,どの駅の駅勢圏にも属しない地域も多い.都心に近づくにつれて路線と路線の間が狭くなっていくなどの理由により,いずれかの駅の駅勢圏に属する地域の割合が増え,山手線内などではほとんどの地点がいずれかの駅の駅勢圏に属しているようだ.

京都に住んでいたときは,市内で利用していた主要な交通手段は自転車,たまにバスに乗るくらいだったので,鉄道の駅のことなどさして気にとめていなかったものの,思えばここ首都圏の日常生活では,毎日のように長距離の移動をしているといっても,駅を背にして自転車に乗るか,バスに乗りでもしないかぎり,駅勢圏の外に出ることはほとんどない.それに気づいてしまうと,何かを求めてというのではなしに,駅勢圏の外を探検してみたくなって,しかたがない.


■2004/ 3/22(月・日勤)

午前中本社なので,スーツを着ていったら,午後はハード系の作業ばかりになった.台車とねじ回しとテプラに親しむ.

長い一週間が,まだ始まったばかり.


■2004/ 3/21(日・週休)

今日から約3か月間の予定で交替制の勤務に入ったので,見出しのところにその日のシフトを書くことにした.

昨日,にらのことをうまく説明できずに,파などと口走ってしまい,すぐ間違いに気づいたものの,正しくはどう言うのかは思い出せなかった.辞書を引いてみたら,부추と出ていた.부추.いつかどこかで耳にした記憶がかすかに残るぐらいの単語だ.仲間の양파,마늘はきちんと頭に入っていたのだけれど,この辺は正確に覚えておかないと苦労しそう.にらはエスペラントで tuberoso と呼ぶ(学名が Allium tuberosum だから)と辞書に出ていたものの,cepo, ajlo などと違って通用しそうにない.ねぎは tubfolia ajlo と呼ぶというけれど,にらも folio が tubo みたいだといえばいえるので混乱してしまいそう.あさつきは和エスの語釈が「ŝenoprazo の類」などとなっていて,ŝenoprazo をエス和で引いてみると,エゾネギ,シブレットを指すことになっているし,わけぎに至っては printempa 〔aprila〕 (tubfolia) ajlo,つまり「春にんにく/4月にんにく/春筒葉にんにく/4月筒葉にんにく」と呼べとあるのだけれど,もう何がなんだか.

二子玉川へ.坂角総本舗,明治屋,一保堂,虎屋,紀伊国屋で買い物をする.虎屋で手に入れた最中「御代の春」を,梅の花が散ってしまったのを惜しみつつ帰宅して食べる.皮の食感が繊細で,趣のあるもの.


■2004/ 3/20(土)

東急の広報誌に,田崎真也氏のインタビュー記事が載っている(ウェブ版).ワインの日本料理との相性に関する解説はやや初歩的なものだけれど,日本の食生活に関するコメントがおもしろい.日本料理の中に昔から会席料理というのがあるが,これはお酒の席に出される料理で,お酒に合った料理というよりも,お酒をたくさん飲ませるための料理だ,という指摘にはなるほどと思うところがある.従来の日本の食卓のあり方には疑問があり,栄養のためだけでなく楽しい時間をすごすための食事をしたい,との提唱も.

Diskuto の会.家で休んでいて,ふと時計を見ると13時40分.急いで昼食をすませ,早稲田に向かう.反対討論者が賛成討論者とそっくりの提案をしたりして,いつもより心和む雰囲気.明日からまたがんばろう!という意欲がわいてきた.


■2004/ 3/19(金)

家で料理をするのは久しぶり.水菜・昆布・えのきたけ入り湯豆腐を作る.

昨日分をあわせてアップロード.


■2004/ 3/18(木)

夕方はトラブル対応で,階段を上ったり降りたり.慣れない装置とロケーションなので,守衛さん対応から何から戸惑うことしきり.

予定を40分ほど回ったところでようやく解放されて,横浜へ.いわゆる東海道線の列車に乗るのは本当に久しぶりだ.車内細部の形状や塗装の色にどことなくレトロな雰囲気が漂う車両だけれど,品川を出たら川崎,横浜しか止まらないので速い速い.15両編成との案内で,車内の混雑度もかなり低くて好印象だった.東急東横線横浜駅中央改札前で待ち合わせる.駅はすっかり様子が変わっていて戸惑ってしまった.

JEJ 代表氏が関東に来て滞在していることに寄せて,次期会計に立候補している I 氏と3人で,白木屋系の中華の店でささやかな飲み会.場所は JEJ 編集氏がまだ関東にいたころに仲間内で集まった Asian Cafe の店が入っているビルの別の階のお店だった.

帰りは東横線→大井町線→田園都市線.


■2004/ 3/17(水)

三寒四温.今日は暖かく,過ごしやすくなった.東京の最高気温は21.9℃だったとの報道.京都はさらに暑かったらしい.

社員食堂で,うどの酢味噌和えが出ていた.春らしい味覚.いつもなら食堂からすぐ仕事場に戻るところ,外に出て散歩などしてみて,通りを行き交う人の数がこんなに多い時間帯もあるのだと気づく.


■2004/ 3/16(火)

若手社員プレゼンの打ち上げ.新入社員という肩書きが外れると遠慮がなくなるもので,服だけはフォーマルにしていったものの,赤ワインにも酔って,けっこう脈絡のないことばかり話していたような気がする.


■2004/ 3/15(月)

管理人多忙によりコンテンツを大幅縮小していた大都市圏鉄道ダイヤ研究室が,コンテンツを元通りにして再開.首都圏のほとんどの鉄道路線の配線略図が揃っているのがうれしい.

いつもに比べて早く帰宅したので,久しぶりに日経ネットワークを開いてみる.Windows2000 と WindowsXP では,エクスプローラが WebDAV をサポートしていて,HTTP サーバ上にファイルをアップロードできるばかりか,FTP さえサポートしていて,FTP でもやはり GUI でファイル操作ができるのだと知る.「Windows のファイル共有」と呼び習わしている SMB を使わなければファイルのドラッグ・アンド・ドロップなどはできないのかと思っていたのだけれど,サーバに接続を切断されても,ユーザーによる操作を契機に再接続してくれるなど,かゆい所に手が届くような機能も盛り込まれている模様.

でも,やっぱり日記をアップロードするのはコマンドプロンプトからが心地よい.


■2004/ 3/14(日)

図書館で最近のジュリストなど通読.某経済誌をぱらぱらとめくっていたら,「日本全国にはお茶の缶を収集しているコレクターが,筆者を含め5人いて,その間では茶缶の取引が行われ相場ができている」という意味の記述を見つけて少々驚く.世の中広いのだねえ.お茶の缶というと,どういった点に目を留めて賞玩するのだろう.想像もできない.うちにも紅茶の缶なら何個かあるのだけれど.

バターは,すぐ味が落ちてしまうからと買わないことにしているのだけれど,ホワイトソースを作ろうと,少量のバターを買うことにした.作ってみたら,久しぶりだったからか,失敗してしまった.だまになってしまった.

京都にいたころは何十回となく作っているはずなのに……と思いつつ,ウェブを検索してみると,牛乳と小麦粉を混ぜてから火にかけ,かき混ぜながら温めて,とろみがついたらバターを加え,味をととのえるという方法が載っていた.半分だまされたつもりでやってみたら,意外にまともな味にできてしまった.


■2004/ 3/13(土)

花,春風に笑うというけれど,風が強いと,どうも辺りが砂っぽくなっていけない.

三軒茶屋のキャロットタワーに上る.このビルには輸入食品店のカルディが入っていて,溝の口のお店よりも売り場が広いので,いろいろ買い込んでしまった.


■2004/ 3/11(木)

暖かくなった.すべてのものが美しく見える季節が再び巡ってきたことを思う.

若手社員プレゼンのため本社へ.準備はいつも大変なものだけれど,日ごろ接することのない部署の人の発表なども聞くことができて,みんながんばっているんだなと知ると,元気になるもの.昼食は,鮭・そら豆のクリームスパゲティと,菜の花のおひたし.

近藤さんのところで紹介されていた,プロジェクトに関するブラックジョーク,またの名を「ぶらんこの風刺画」(その1その2).開発ということをきちんと考えてていねいに取り組まないとぶらんこ一つ作れないのである.

昨日分をあわせてアップロード.


■2004/ 3/10(水)

夜,英語のクラスのお疲れさま会.話し込んでしまった.最年長の某氏は奥さんが友達を連れてくると,料理を作ってもてなすのだという話で,見上げたものだと一同感心.聞けば,ドライトマト・炒めたまねぎで炊き込みご飯を作って,あとは何かあさりか鶏肉など入れるとおいしいとのこと.今度やってみよう.


■2004/ 3/ 9(火)

遅くに帰宅してから何か食べるのは健康にあまりよくないと知りつつ,スーパーで桜餅に目がとまって,買い求める.

実家で食べていた桜餅というと,もっぱら道明寺粉で作った皮で包んだ桜餅.皮がつぶつぶもちもちしているものだ.こちらでもそれは「道明寺」という名前で売られているのだけれど,せっかく関東に引っ越してきたので,小麦粉と白玉粉を主原料とする焼き皮で包んだ方の長命寺桜餅を購入.長命寺というと皮は真っ白という先入観があるのだけれど,実際は道明寺と同様,色がつけてある.中身はこしあんだった.白川園(岐阜県白川町のお茶屋さん)のほうじ茶を飲みつつ食べる.ここのほうじ茶は,いれてから時間がたってもおいしいのがうれしい.


■2004/ 3/ 7(日)

StarSuite 7 パーソナルパックを買った.Sun Microsystems が開発したオフィス製品で,今回は表計算機能を使ってみた.Claris Works を使っているような感覚で,Microsoft Excel の多機能さと洗練度合いには一歩及ばないものの,私の用途では特に不都合はない.1年間の使用期間限定版なら1,980円(税別)と,高機能な電卓を買う感覚で手に入るのがうれしい.

タイ米をゆでてみたところ,粒がパラパラで,それでいてパサパサではなく,外側までしっかりとした硬さを保っていながら,芯はないという,望み通りの具合に調理することができた.ただ,コンロを十数分間占有されてしまうのが欠点.家で使っている炊飯器には早炊きモードというのがあって,炊飯時間を短縮できる代わり日本米だと出来上がりがぺちゃっとしてしまっていまひとつなのだけれど,タイ米だと逆にその方がおいしく炊けるのかも,と思ってみる.近々試してみたい.


■2004/ 3/ 6(土)

「フジサンケイ ビジネスアイ」なる朝刊紙が1日にできた.日経新聞の一人勝ち状態に風穴を開けるか,と駅の売店で買ってみたものの,このままでは到底無理な模様.1面トップが「メンズアパレル復調」なのは首をかしげるところ.その次に大きな扱いの記事は「全人代開幕 経済増長目標百分之七」.この記事はよく書けていたものの,その次がさえない.「東京市場 円続落に株踊る」とのタイトルはいいとして,書き出しが実に稚拙である.いわく,

5日の東京市場は,円売りが加速し,対ドル円相場は1ドル=111円台前半とほぼ5カ月ぶりの安値水準で推移したのを支援材料に,日経平均株価が2営業日連続で昨年来高値を更新し,終値で2002年6月以来約1年9カ月ぶりに1万1500円台を回復した.

日経なら,こう書くのだろうか.

5日の東京外国為替市場では円売りが加速,円相場は1ドル=111円台前半とほぼ5か月ぶりの安値水準で推移した.これを支援材料に/背景に/好感し株価は続伸.日経平均株価は昨日に続き昨年来高値を更新した.終値で1万1500円台をつけたのは2002年6月以来,約1年9か月ぶり.
それとも,
5日の東京株式市場は円安を好感し/円安を背景に続伸,日経平均株価は昨日に続き昨年来高値を更新した.終値で1万1500円台をつけたのは2002年6月以来,約1年9か月ぶり.為替は1ドル=111円台前半とほぼ5か月ぶりの安値水準で推移した.

2面以降も推して知るべしで,長めの記事では一つの情報が2回も3回も出てきたりするほか,そもそもニュースバリューのほとんどない記事さえある.用語が冗長だったり慣用表現の使い方が間違っていたりと,表現面でも課題は多い.中にはよく書けている記事もあるものの,競合に勝てるとは思えない.

ただ,1ページ丸ごとの中国経済面,同じく1ページ丸ごとの中国市況欄があるのは,他紙には見られない特徴で,中国のニュースを常にウォッチしたい向きにはアピールするかもしれない.

夕食は,ホタルイカ.


■2004/ 3/ 5(金)

国有財産には減価償却もなければ固定資産税もないというのは,ある面美しいものだとしみじみ.それなのに耐用年数の概念はあるというのが中途半端なところでもある.

タイ米を炊く.日本のお米と同様に炊飯器で予約炊飯してみたところ,予約炊飯でたっぷり水を吸って,タイマーで早めに炊き始めて予約時刻までたっぷり蒸らされてしまって,なんだか日本のご飯と半分似た感じになって,これはこれでおいしいのだけれど,調べてみると,水でなくお湯で炊く方法や,お湯でゆでる方法があるらしく,今後いろいろ試してみたいところ.前回の米不足のときにタイ米を食べなかった口なので,粒の長いお米で連想されるのは海外旅行の思い出だけだというのは幸せなことに違いない.


■2004/ 3/ 2(火)

La Amikeco - juna interreta gazeto.日越韓の青年が共同で発行を始めた webzine(最近この言葉をめっきり聞かなくなった)らしい.2月1日・17日とすでに2回発行していて,先日知人から知らされた.簡易印刷機で刷る紙の雑誌に比べて,色がきれいで写真の精細度が高いのがよい.


■2004/ 3/ 1(月)

諸般の事情により,夕食は豆腐丼に.豆腐を1丁買ってきて,パックをあけて水を切っておき,ご飯をよそって刻みのり(あらかじめ刻んであるものを買っておく)を振りかけ,豆腐をパックから箸で適当に取って載せて,しょうゆを数滴.