番外編: アイスランド旅の技術について

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以下の文章は,『アイスランド Iceland Now』などの日本で手に入る資料に書いていないことや,同書の記述が正しくないことで,知っておくと便利だと思ったことを中心に書いたもの.利用の際には,他の資料も参照されることをおすすめする.

両替について.アイスランドクローナの現金は日本ではまず手に入れることができないので,ヨーロッパで両替することになる.空港の銀行のカウンターでもレートは悪くないようだが,両替商には注意.日本円の現金または T/C を持っていけばよい.ユーロランドではないものの,ユーロの T/C も米ドルと同様,換金することができる.その他の通貨については妥当なレートでの換金が可能かどうかチェックしていない.

アイスランドでは日本以上にクレジットカードが普及している.今回は VISA のカードを持っていって,それで宿,レストラン,スーパー,ツアー代金などほとんどすべての支出がまかなえたのだけれど,万一カードがなくなったら,あるいは私の信用状態が悪くなったり通信ができなくなったりしてカードが受け入れられなくなったらどうしよう,という懸念はつきまとう.ところでアイスランドで不思議なことといえば,ほかの旅行者たちの持っているヨーロッパ発行とおぼしきカードの方が CAT での承認に待たされないようで,これはやはり通信遅延なのだろうか.

アイスランドクローナを日本で円に戻す方法があるかどうか,私は知らない.空港の銀行などで次に訪れる国の通貨に両替するとよい.

カードついでに,テレホンカードについて.日本と異なり,公衆電話で使えるテレホンカードは IC カード式.コインも使えるのだけれど,適当な額のコインがいつも手元にあるとは限らないので,それなりに電話をかけるのならテレホンカードを買った方が便利で得だ.テレホンカードは観光案内所などで買える.

宿について.レイキャビクなど主要な都市の宿泊施設はホテルとゲストハウスに分かれている.ホテルは日本のものに比べて高いといえば高いし,安いといえば安い.今回はなかなか予約を取るのが難しかったので,夏は事前にできるだけ予約をすませておいた方がよさそうだ.

レイキャビクの中心市街地は徒歩20分ぐらいで端まで行けてしまうので,市街の中心(ライキャルトルグ)にできるだけ近い宿を選ぶと何かと便利だ.今回泊まった宿をアクセス面で評価すれば,ゲストハウス・フロウカガタはまあまあ,ホテル・スキャルドブレイズは申し分ないといえるだろう.アイスランド航空のパンフレットを読むとホテル・ロフトレイジルがよさそうに見えてしまったりするけれど,このホテルはずいぶん遠くに位置するので好ましくない(外観が原色系なのもあまり気分のいいものではない).たとえばホテル・ボルグもいいらしい.


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