番外編: 都市間交通事情について

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アイスランドには鉄道は存在しない.都市間の交通手段としては,長距離バスと飛行機がある.

島内の長距離バスは BSI 社によって運行されていて,2001年夏季はレイキャビク・アクレイリ線は毎日2便の運行だった.時刻は: レイキャビク8時30分発アクレイリ14時30分着,レイキャビク17時30分発アクレイリ23時20分着.

ハプナルフョルズルなど,レイキャビク郊外の都市へは市内バスに準じて頻繁にバスが運行されている.

国内線の航空便はエアアイスランドによって運行されている.アイスランド航空と名前が似ているが,会社としては別の会社だ.レイキャビクの国内空港は市街中心部からすぐのところにあって,便利がよい.アクレイリへは1日5便が運航していた.北海道本島の約1.3倍の面積で丸っこい形の島だけに,乗ってすぐ着いてしまうという感覚だ.運賃は日本の国内線運賃に比べるとかなり安く,バスと比べてそう高くない.

野外の観光地の多くは都市から遠く離れている.これらを訪れるためにはエクスカージョン(主に日帰り)に参加するというのが一般的な方法だ.エクスカージョン催行会社は3社ほどあるので,宿でパンフレットを見比べておくとよい.レイキャビクでは宿のフロント経由で申し込めば宿に迎えの車が来るというサービスをしていることが多い.レイキャビク発アクレイリ経由ミーヴァトン湖エクスカージョンでその日のうちにレイキャビクに帰るなんていうのもあるけれど,時間があるのならもう少しゆっくり滞在した方が楽しめるのかもしれない.

アイスランドは日本に比べて公共交通機関が整備されていないので,そうしたときはレンタカーを借りると便利なようだ.道路標識は完備しているので,地図を片手に運転すれば迷うことはなさそうだ.


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