番外編: 写真について
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富士写真フィルムの FinePix 1300 をこの旅行のために購入して使用.130万画素,感度 ISO 125 相当,ズームなし,フォーカスは固定(オートフォーカスではなくて,近くから遠くまでだいたいどこにでもフォーカスが合うようになっている)と,シンプルなデジカメだ.
これまで銀塩写真も含め,写真を自分の発意で撮ったことはなくて,このカメラも今回の旅行で初めて本格的に使用したのだけれど,心配していた電池のもちは申し分なくて,ニッケル水素電池をメインに使いつつ電池切れが発生したらアルカリ乾電池に換装してニッケル水素電池は充電するというスケジュールで使っていった.
メディアは 64MB のスマートメディアを2枚持参.ノートパソコンは持っていかなかったので,いったん帰洛するまでの間はメディアの容量が撮影枚数の上限を決めることになった.今回の旅行で撮影した写真はしめて 326 枚.この旅行記に掲載しているのはその中から選んだものだ.
逆光のシーンというのは私の目にはとても魅力的に映るものなので,露出をアンダーにするなどしてなんとか工夫して撮ろうとするのだけれど,うまくいくこともある反面,空の色が飛んでしまったりうまくいかないことの方が多い.これはやはり経験が必要なのだろうか.それとも?
あと今回の撮影を終えてみての私的反省点としては,水平線や柱なんかはきちんと水平・垂直になるように撮ろう,ということ.そうしないとあとで見たとき変な感じがしてしまう.それが難しければ,画面中のどこにも水平・垂直であるべきものが現れないように構図を工夫することだ.
デジカメ市場,上を見上げればきりがない.それで必要と思われるスペックを考えて,それにちょうど当てはまる機種を欲張らずに購入したのだけれど,実際に撮影してみるとやはり不満が出てくる点はあるものだ.いちばん欲しかったのは,高い感度.どうしても今回使った機種だと屋内などでの撮影はシャッター速度が遅くなって,手ぶれしてしまう.ウプサラ大聖堂やストックホルム市庁舎の写真は,カメラを固定する台になるものが偶然手近にあったという幸運に恵まれて可能になったものだ.フラッシュをたいてどうにかなるものでもなく,三脚があっても使えない場合もあるだろうから,感度が高いことは絶対必要なポイントだ.それと,ズームもあった方がいい.自由に前後に動いて構図を変えられないことも多いし,特に広角側を有効活用することが引き締まった構図をつくるかぎになるのだと思うし.
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