8月11日（土）
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明けて11日．朝食（写真 86）．白飯，ポークランチョンミートとにんじんなどの炒め物，ごぼうの炒め物，かき玉汁みたいなスープ，白菜キムチ． |  写真 86 |
午前は「KS，過去と未来」(KS, gxisnuna kaj morgauxa) と題するテーマ討論とエスペラント初級講座の2本立て．私はテーマ討論の方に参加．中国・韓国・日本の各参加者がいろいろ考えを述べる．ベトナムとの関係どうするかとか，ロシア極東地域との交流はどうするとか，開催時期はこのままでいいかとか，いろいろ問題意識を共有する．特に日本政府が中国人にビザを発給しようとしない問題は頭が痛くて，「日本青年大会や韓国青年大会を中国で開催しては」などの極論も飛んだものの，結局，方向性は変えないという結論に落ち着いた．日本と韓国の仲のよさは維持したいという考えと，冒険的なことをやっても参加者は増えないだろうという考えが頭にあるのかもしれない．ただ今後どうやって活性化していくかという問題は残るのだけれど．とりあえず韓国の Amato は「KS は宿泊と食事などを除いては3国で組織されるべきもの．今年は残念ながら彼らは（いっしょにやろうとの）呼びかけに応えてくれなかった」と言っていたので，来年は韓国の方からも応分の貢献が期待できるのかも，と思ってみる．
昼食（写真 87）．白飯，どんぐり餅，チャプチェ（春雨と野菜などの炒め物），ねぎのスープ，白菜キムチ．食後，記念撮影（写真 88）． |  写真 87  写真 88 |
午後は分科会 (interesogrupa kunveno)．まずは韓国の Nomota から「エスペランティストのメールアドレスをいろいろな人から集めて，活動のお知らせなどを自由に送れるようにしてはどうか」との提案．そういう活動は spamming として排斥される，絶対だめだよ，と止めに回る．
次に Yuyu から3国でウェブジン (retgazeto) 作ろうよ，という提案があって，こちらは反対する理由もなくやろうという話になったのだけれど，ただよほど熱意がないと2000年の提案と同様立ち消えになってしまいかねない．執筆時点の12月ではやはりそうなりそうな気がする．
その後はスコットランド人 Rikardo のスコットランドダンス教室などが開かれたのだけれど，けっこう微妙だった．少なくとも私は踊るのは不得手なようだ．
夕食は，白飯，たこの甘辛煮（辛い），春菊のナムル，あさりとにらのスープ，キムチ（写真 89）． |  写真 89 |
夏のソウルはなかなか日が暮れない．長い夕暮れを宿舎すぐの漢江河川敷で「賑やかな夕べ」(gaja vespero) として過ごす（写真 90）．エスペラント界に脈々と伝えられるレクリエーションの世界の一部をかいま見た思いがした．もっともこういうので参加者を盛り上げるのはかなり苦手で，ゆくゆくはそういうこともできるようになりたいという思いはある．韓国側参加者何人かとちょっと深い話なども． |  写真 90 |
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