8月4日(土)
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宿はレイキャビク一の繁華街,ロイガヴェーグルに面するだけあって,未明も外の通りは酔っ払った若者たちで騒がしい.日付が変わるまでは静かなのだけれど,その後逆に騒がしくなるので,どこにこんなに人がいたのかと思ってしまう.それも4時ごろようやく静まり,5時に迎えの車が来て宿を後にする.ホテル・ロフトレイジルでケプラヴィーク空港行きのバスに乗り換え,6時すぎ空港着.搭乗手続き時,荷物は 13.3 kg に膨らんでいた.銀行も免税店ももう開いていて,銀行の窓口で付加価値税の一部払戻しを受ける.
ヨーロッパ主要国行きの便と異なり,英米加アイルランド行きの便には出国審査があった.イギリスを出国するチケットの提示を求められたのがちょっと意外.ロンドンでももちろん入国審査はあったので,謎だ.
7時25分発のフライトで,離陸後3時間ほどでロンドン・ヒースロー空港に到着した.イギリスはアイスランドと違い夏時間制度を採用しているので,時計を1時間進める必要があった.のんびりと地下鉄で Goodge St. まで行き,Arran House Hotel にチェックイン.フランス革命の年,1789年に建てられた建物だという.部屋は満足がいくものだった.スキャルドブレイズの快適さにはまだ及ばないけれど.移動の疲れをいやすため4時間ほど昼寝.
うつらうつらしていると,突然やや強い雨になった.さすがロンドン.どんな天気のときでも雨に動じないだけの心の準備はしておかなければならないということのようだ.Palace Theatre に行って Les Miserables のチケットを購入して,中華街は Old Compton St. の中華料理店でホットミールバイキング(写真 71).
写真 71
こちらは北欧に比べて暗くなるのが早い.宿に戻って Times と International Herald Tribune を読む.スウェーデンでもアイスランドでも私が理解する言語の新聞は読むことができなかったので,情報にいくらか飢えていたのだ.興味をひいたのは以下のニュース.
- ロンドンの西の方で "The Real IRA" という集団が爆弾テロ.
- 「パリはヨーロッパのどの大都市より危険」と米国務省が旅行者に注意を呼びかけ.中国政府は夏のシーズンに向け渡航延期勧告.しかし暴力的犯罪は依然として米国の方が多い.
- 金正日がモスクワを特別列車で訪問.
- 日本では交際中の男女が別れることが欧米に比べて難しいため,その一方から依頼を受けてカップルを別れさせることを請け負う商売が存在する.日本語では「別れさせ屋」と呼ばれる(初耳……).
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