みしっく今日のひとこと - 2008年7月


■2008/ 7/12(土)  備蓄食料

新型インフルエンザ対策というと,ここ数か月はそれほどニュースとして取り上げられていないものの,流行勃発のリスクが減ったわけではないので,取り組みを継続する必要がある.

流行への備えの一つとして食料など生活必需品の備蓄があって,昨年3月に公表された厚生労働省のガイドライン(参考)は,食料などの2週間分の備蓄を求めている.大流行が起きると生活必需品の流通が滞るほか,感染を防ぐために外出も制約されるので,最低限このくらいの備蓄は必要ということ.

2週間分の備蓄に適する食料というと,米・乾物と缶詰・レトルトなどか.相当な量になるので,災害対策用の食料として備蓄するのではなくて,日常的に食べているもののうち常温保存可能なものを少々余分に買い込んでおいて,先入先出法で消費していくのがよさそう.

それとは別に,地震時のための食料備蓄も必要.

こちらは,救助物資が流通するまでの3日分の食料が必要といわれているけれど,地震の場合は電気・ガス・水道が止まっていることが予想されるので,米や乾物は役に立たない.軍事用のレーションみたいなのがいいのだろうと思う.類似品が一般に販売されてもいるのだけれど,よさそうな商品は高価だったりする.長期保存できて,ご飯主体でそこそこの味のものが,1食500円程度で手に入るといいのだけれど.

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■2008/ 7/ 1(火)  インフレについて

6月27日の総務省発表によれば,5月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)が前年同月比1.5%の上昇となったので,その感想を.

「インフレ税」で財政再建を図るなんていうのはだめだけど,物価上昇に見合った労働条件の改善が達成できるのであれば,年率2%程度のインフレは許容できる気がする.欧米では昔からその程度の物価上昇率は当たり前だったのだし.

ただ,一口に労働条件の改善といっても,所得格差を縮小させる方向での改善でないと,誰も納得しなさそう.単純な賃上げではなくて,制度的な改善が必要なのかもしれないし,賃金カーブにも手をつけなければならないかもしれない.

それに,実質利子率をいま以上に低下させると企業などの投資行動にゆがみが出てくるおそれがあるので,物価上昇率に応じて日銀が機敏な利上げができなければ危うい.

松下電器の電球型蛍光灯「パルックボールプレミアQ(クイック)」が,本日発売.

ニュースリリースによれば,この製品は「電球形蛍光灯の点灯直後の明るさを補完するため、らせん形状をした発光管の内側に新開発した「クイックランプ」を内蔵し、業界初「ハイブリッド点灯方式」を実現」したとのこと.従来の電球形蛍光灯は白熱灯などと異なり,点灯後徐々に光量が増していくので,「点灯直後が薄暗い」といった不満が出るようだけれど,この方式の採用により,点灯約1秒後に約60%の明るさを可能にしたとのこと.立ち上がりの速さを最優先にしたものとして,無電極式の電球形蛍光灯もあったが,価格が高かった.

発表直後から注目しており,本日量販店で1個購入してみた.品番はEFD15EL/10HS.浴室で使用していた白熱電球(60Wのもの)を,この製品に取り替えてみた.

うちでは長時間点灯する個所は蛍光灯になっていて,白熱灯使用器具を設置しているのは玄関・浴室などのみなので,これまで電球型蛍光灯は使用していなかったのだけれど,この新製品なら浴室にはちょうどいい感じ.使用感は白熱灯に劣らない.玄関・トイレなどの超短時間点灯個所に導入したいという気にはならないけれど,居間や食堂などで白熱灯を使っている方にはおすすめしたい.

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