みしっく今日のひとこと - 2007年2月


■2007/ 2/21(水)  取り越し苦労が多い.

つくづく,取り越し苦労が多いのだと思う.

最近,泊まり勤務で体調を崩すことが多くて,この前の泊まり勤務ではそれが心配で数日間なかなか寝付けなかったりしたのだけれど,当日を迎えてみると,結局なんということもないのだった.

セルサイドとバイサイドという分け方にならえば,セルサイドの人は自信に満ちあふれていないと務まらないように思う.いまの私がもしそういった役割に就いていたとしたら,多くの困難に直面しているのかもしれない.一方,品質や値段などいろいろな面を吟味して買い物をするというのは,バイサイドの立場では必要なことなのだろうけれど,度が過ぎると前に進めなくなりそうだから,気をつけたいもの.

午後に日銀が短期金利の追加利上げを決定.0.25%から0.50%へ.日本経済を全体として見ると成長が続いているのだし,東京ミニバブルや円キャリートレード(金利差を利用した円建て資金調達による外貨建て投資)の広がりが超低金利による経済のゆがみとして指摘されていることもあり,妥当な決定として評価したい.

次の利上げは,景気が順調に推移した場合で9月か10月だろうかと想定.

コメント (0)

■2007/ 2/15(木)  Windows の回復コンソール…

これまで使っていた PC は FreeBSD 付属のブートローダを入れていたのだけれど,今回購入時に添付されていた CD-ROM を使用してリカバリすることに.リカバリ中の再起動時に,ブートローダが異常な表示をしてどのキーを押しても OS を立ち上げることができなくなった.どうやら MBR が破損している模様.

ウェブで調べてみると,こういうときは Windows の回復コンソールというものを使用するようなのだけれど,そもそも HDD からは OS が起動しないし,PC 付属の OEM 版 OS なので,Windows XP インストール用のブータブル CD-ROM を持っているわけでもない.Windows XP の起動用フロッピーディスクといったものもない.

がさごそと過去のフロッピーを探ってみると,まず見つかったのは,古い FreeBSD の起動用ディスク.これは今回の役には立たない.次いで見つかったのが,Windows 98 の起動用ディスク.この中には FIPS や FDISK を入れてあったので,このフロッピーでコマンドプロンプトを立ち上げ,FDISK /MBR コマンドを実行して無事,ハードディスクの Windows XP が立ち上がるように直せた.

フロッピーディスクドライブというと,私のパソコン歴の中で一番頻繁に故障に遭遇してきた部品だし,USB メモリが安価に手に入るいまとなっては,通常のオペレーションではほとんど使わない存在だけれど,メモリテストツールの起動用にも使えたりするし,不具合対応用には意外に便利なのだと認識する.

コメント (0)

■2007/ 2/11(日)  新しいパソコンの感触

新しい PC が昨日届いて,さっそくデータの移行などして,ようやく一通り終わったところ.

何よりも特筆すべきと思うのは,動作音が静かなこと.ファンが2個ほど付いているはずなのだけれど,その発する音は意識しないと聞き取れないほど.時折ハードディスクにアクセスするときのくぐもったシーク音が聞こえるのみで,スキー場のリフトに乗っている間に感じる静けさにも似た感覚を覚える.

Windows Vista は,いままで使っていた Windows XP SP2 との間に,思っていたほど大きな差はない感じだった.デバイスドライバ方面と IPv6 方面を除くと,変わったのは表面に見える薄皮一枚ぐらいである模様.新しい日本語フォントであるメイリオはなかなか美しい表示.cmd.exe, taskmgr.exe, ftp.exe など,常用する OS 付属のコマンド類は XP とほぼ同様の動作.ping6 は ping に統合されている.

今回は一通りアプリをインストールした後,古い PC と新しい PC を同じハブにつないで,Windows のファイル共有でデータを移すことに.データ移行が一番簡単だったのは,Becky!.C:\Becky!を丸ごと圧縮してコピーして同じ場所に展開するだけで,過去のメールとライセンスキーが移行できた.IME の辞書はテキストファイルに書き出して読み込ませる方式.Firefox の移行は少々面倒だった.旧 PC から持ってきたファイルをどこに置けばよいか戸惑ったのだ.結局,C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\○○.default に置いてみたら,ブックマークはもちろん,ウェブサイトのパスワード,クッキーも移行することができた.秀丸エディタは送金情報を引き継ぐ方法が探せず,新 PC での使用は断念.NoEditor に乗り換えることにした.

オフィスソフトは OpenOffice.org を使っていたのだけれど,久しぶりに新規インストールしたらメジャーバージョンアップがあったことに気づく(調べてみたら,一昨年10月にバージョンが上がったらしい).ファイル形式が変わっているけれど,もちろん旧バージョンで作成したファイルは何の問題もなく読み込めた.

その他,Lhaca(デラックス版),ActivePerl などの動作にもいまのところ問題はない.

一方,Vista で鉄道シミュレータ BVE が動作しないというのは予想外だった.せっかくハードを更新したのに,なんだか残念.その他,マイナーなアプリで動作しないものも少々.IE のバージョンが上がったので,国税庁の所得税確定申告書作成サイトが正常動作するか気になったけれど,確定申告書の印刷まで無事に完了した.

コメント (1)

■2007/ 2/ 7(水)  パソコンを発注

エプソンダイレクトの AT960 の,Windows Vista 搭載タイプが発売になったので,さっそく注文した.

昔は自作とかショップブランドとかいろいろ試したのだけれど,そのころに比べて市場全体の価格水準が低下してきたということもあり,いまの時期はデスクトップ PC はエプソンダイレクトのようなメーカーの直販 PC が価格・性能・信頼性の面で一番バランスがとれていてよいのではと思って購入を決めたもの.

ただ,Vista の機能,とりわけ新しいユーザーインタフェースである Windows Aero を本格的に使いこなそうとすると,今回注文したようなエントリモデルの PC は少々力不足.Intel の CPU も,もう少しすると Core 2 Duo やその廉価版が普及価格帯に下りてくるところ.それを考えると,待てるのならもう1年半くらい待った方が正解なのかもしれない.

いま使っている PC の方は,一部のパーツを活用して性能を増強できないかと考えてみたのだけれど,5年前の製品ということもあり,電源ユニットの容量が 120W しかなかったり.CPU やメモリも古いものだし,マザーボードも取り替えなければ.結局,液晶モニタやキーボード・マウスなどの周辺機器を除けば,使える部品は CD/DVD ドライブぐらいしか残らなさそうだ.

ここ数日,目がしょぼしょぼすると思ったら,花粉が少しばかり飛び始めた模様.土曜日あたりに耳鼻科に行ってこなければ.

コメント (0)

■2007/ 2/ 1(木)  切り分けた結果,メモリの不具合と判明.

ここ2週間ほど,家のパソコンの調子が加速度的に悪くなってきていた.

最初はファイルシステムの不具合が発生したり(とりあえず chkdsk /f をかけてみた…),Firefox が異常終了したり.HDD の寿命が来ているのかなと思って,急いでデータのバックアップに精を出した.

そのうち,IPv6 関連のプログラムが正常に動作しなくなったり,何の前触れもなくリブートしたり,レジストリが壊れたりと深刻になっていって,ついに svchost.exe や explorer.exe が異常終了するに及んで,事態の深刻さに気づく.

被疑範囲は幅広いものの,手始めにメモリを疑うことにして,Memtest86 をダウンロードして実行してみたところ,ビンゴだった.

メモリアクセスエラーが発生したからといって,メモリが原因と特定できるわけではない.でも,このマシンは購入時には 256MB のメモリを搭載していて,後から 256MB のメモリを購入して追加搭載したという経緯があるところ,上位 256MB のうち特定の3〜4か所のアドレスのみでエラーが頻発するということは,メモリカード2枚のうちどちらかの1枚に不具合が発生しているのではないかと.

1枚ずつ抜いてメモリテストを実行してみると,果たしてその通りだった.本体の購入当初から搭載されていたメモリを取り外してメモリテストを実行すると,40分ほどで無事全テストをエラーなしで終了することができた.

当初搭載のメモリも追加購入のメモリも,チップ自体は某韓国メーカー製なのだけれど,たまたま片方だけに不具合が発生したということのようだ.カード上にはチップ以外の部品も実装されているから,あるいはそうした部品の故障なのかもしれない.

メモリ不具合なら普通はログが残るだろうから簡単に特定できる…などと甘い考えを抱いていたのだけれど,こんな多彩な症状を呈するとは思いもよらなかった.いまのところ実害が出ていないとはいえ,ファイルに記録してあるデータが壊れたりする可能性があるとすれば困る.ECC 付きのメモリを使うような設計になっていればもう少し早く発見できたのではないかと思うのだけれど.

ただ,その後安定して動作しているとはいえ,メモリ容量が半減してしまったのは残念.PC133 の168ピンの SDRAM をいまさら買う気にはなれない….

コメント (0)