みしっく今日のひとこと - 2006年3月


■2006/ 3/31(金)  あ゛…

ばたばたしている間に,五島美術館の復元源氏物語絵巻展が閉幕してしまったことに気づく.去年から心待ちにしていたのに,1か月余りの会期が過ぎてしまった.

ネットバンキング専業のジャパンネット銀行が,ハードウェアトークン方式のワンタイムパスワードを近々導入すると知る.案内ページを見ると,昔から展示会などでおなじみのワンタイムパスワード生成器の写真が載っている.PC に仕掛けられたキーロガーなどの不正プログラムによりキー入力・画面出力などが盗み取られても,その情報を元に再度ログインしたり振込操作を実行すること(リプレイ攻撃)は不可能だから,これまでのネットバンキングに比べて安全性が増すことになる.私の利用している銀行でも導入されるといいなと思う.

ただ,リプレイ攻撃は不可能となっても,OS やブラウザが乗っ取られれば,ワンタイムパスワードを利用してログインしてからログアウトするまでのセッションに不正な指令を流し込むという手口が可能となるはず.端末・ネットワークのセキュリティ確保をなおざりにすることはできない.

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■2006/ 3/29(水)  万物は流転する.

株券等の電子化に係る制度要綱が保振機構から発表された.

保振法が改正(というか廃止)されて社債等振替法に統合されるのだけれど.その関連でこんなドキュメントが取りまとめられたもの.

大量かつ濃密なドキュメントで,頭がくらくらしてくる.内容を全部理解している人はどれくらいいるのだろうか.

社債等振替法は(もともとは CP のペーパーレス化のための法律として出発したのだった),取扱対象とする権利が,社債,国際,地方債,…,株式,新株予約権,…,と合計21種類もある.(ちなみに,ところどころに会社法に対する特例として規定されている条文も存在するのも学習者には気が抜けない.)

振替といえば,金銭の振替決済についていえば,内国為替制度(全銀システム)がメジャーな存在で,私も含めて日常的にお世話になっている.「ツケカエ」とか「フワタリ」「キウフリ」といった電文が乱舞している世界なのだと,10年以上前にものの本で読んだ記憶がある.これはこれで複雑な仕組みだけれど,社債・株式等の振替に比べれば大したことがないように思われる.

保振機構のこの制度では21種類の権利のうち一部のみを取り扱うこととなるのだけれど,それでもこれだけのドキュメントが出てくる.いろいろ複雑だったり,すでにスタートした一般債振替制度とはだいぶ内容が違うのにはそれなりに理由がある(変えると他の個所に影響が出る・いまさら変えられない)というのが悩ましいところなのだろう.

「万物は流転する」というけれど.

金銭の場合と異なり,株式等の発行主体は合併したり倒産したりする.株式等自体も分割したり併合したり償還されたりする.発行主体が倒産しなくても,特定の振替機関での取扱対象から除外されることもある.株式等が信託財産に属する場合(信託の表示?),質権が設定されている場合,譲渡担保として提供されている場合,などを考えると,複雑なことこの上ない.超過記帳という事態への対処が必要とされるのも社債・株式等の特徴だ.銀行の場合,自行の保有する準備預金の総額より預金者全員の預金残高の合計の方が大きいという方がむしろ当たり前なのだし.なお,この制度内で名寄せが不可欠となるのは,銀行預金で同一行内の名寄せが必要なのとは何の関係もなく,主に端数処理がらみの理由からである模様なのがまた微妙.

法制度を作る人とシステム構築に目配りする人の協力作業も必要なのかもしれない,と外野からつぶやいてみる.

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■2006/ 3/28(火)  辛い唐辛子,辛くない唐辛子.

唐辛子といえば.中南米原産.日本から朝鮮にもたらされた説・朝鮮から日本にもたらされた説がある.この辺は,キムチに関心のある人なら聞いたことがあるかもしれない.ところで,韓国の唐辛子は日本の唐辛子ほど辛くない.なぜだろうか.

また,韓国の唐辛子を日本に持ってきて栽培すると,辛くなるらしい(こちらは自分で経験したことではない).

いろいろ調べていたら,「唐辛子は、暑いところで栽培されるほど辛味が増す。韓国の夏は日本の夏ほど暑くないので、韓国の唐辛子は日本の唐辛子ほど辛くないらしい」と滋賀医大のコヤマ氏が書いておられる.ふうむ.(当該サイトは,筆者のプロフィール等見当たらないものの,神経伝達物質等に関する情報が豊富に記述されている.)

では,日本は日本でも,北海道で栽培された唐辛子はどうか.また,青唐辛子の場合はどうか(こちらは赤唐辛子とは逆で,日本ではあまり目にしない辛い青唐辛子が,韓国ではポピュラーだ).

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■2006/ 3/27(月)  ベランダからの便り

ベランダの鉢植えのムクゲ.秋風に吹かれて葉を落としてしまったけれど,春の訪れとともに芽を出しているのに気づく.冬の寒さに耐えてくれたルッコラも心なしか元気そうだ.

Primavero venas al ĉiuj, tion mi kredas.

旧民事訴訟法は新民事訴訟法の施行とともに公示催告・仲裁に関する部分のみを残して他の部分はすべて削除され,題名も変更になっていたのだけれど,その後,仲裁法の施行により,ふたたび題名が変更になり,公示催告に関する部分のみが「公示催告手続ニ関スル法律」として生き残っていたのだった.これが,民事関係手続の改善のための民事訴訟法等の一部を改正する法律(昨年4月1日施行)によって廃止されたことを遅ればせながら知る.

めでたい.

では,公示催告手続に関する規定はどこに行ってしまったのだろう,と調べてみると,非訟事件手続法の後ろに追加されていたのだった.

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■2006/ 3/26(日)  ニアウォーター

風邪で,さわやかなほどの高熱が出てしまった.

体調不良のために,買い物・調理・食べることのどれかの能力が欠けそうなときは,プリン,ヨーグルト,バナナ,豆腐などを買っておくものの,今日はそうした準備ができていなかったので,もうひとつの準備である桃の缶詰を開ける.こちらは日持ちするので,常備しているのだ.

桃そのものも消化がよく,甘くておいしいし,密かな楽しみは,缶の中に残ったシロップを少な目の水で割って飲むこと.コアントロー(オレンジのリキュール)を数滴加えてもよい.

桃缶シロップの水割りは以前から賞味しているものの,今日気づいたのは,数年前にブームとなったニアウォーターという種類の飲み物との関連性.あまり触れることもないままブームが終わってしまった模様だけれど,確か「桃の天然水」という商品が売れていたのだった.これこそ,桃缶シロップの水割りのような味なのだろうかと.

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■2006/ 3/25(土)  オーバーフロー気味.

他人の願い・悲しみ・苦しみを自分のものとできるように.そう願い続けて,少しはできるようになったものの,なったらなってみたで,それはとてもしんどいことなのだと改めて感じる.

自分のキャパシティというのも考えないといけないな,と.1日休養に専念しておおむね回復.

メイドカフェはもはや一般化した感があるけれど,今度は執事カフェなんてのがオープンした模様.ううむ.

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■2006/ 3/20(月)  欠席したのに勝訴.

東京簡判平17・5・26(平成17年(少コ)第1186号 売買代金請求事件)が最高裁の下級裁主要判決情報に掲載されている.欠席裁判で原告が全面敗訴した事例.

争点(?)となっている,クーリングオフの成否についてもともかく,訴訟法的にもいろいろと疑問が.

こんなこともあるから,取引について判断能力を失っている人は成年後見制度を利用しておく方がいいのだと思う.成年後見制度には後見・保佐・補助の3つのレベルがあるけれど,私なら,年をとって判断力がちょっと危ないかなという状態になったら,自分で家裁に補助開始の審判を求めるか,そうでなくてまだ頭はしっかりしていても,年をとったら任意後見契約の備えをしておくのだろう.それが周りの人たちを振り回さないための配慮なのだと思う.

そうはいっても,事故とかでいきなり判断能力を失ってしまったら,そのときはどうしようもない.

話は違うけれど,福祉の仕事では伝える努力をものすごくするのだと聞いた.結論から言うとか,ポイントをあげてから説明するとかは基本的なことなのだと思う.私の場合,福祉の仕事をしているのではないけれど,もっと初歩的なところでつまづいていたり.伝えたつもりが伝わっていなかったりして後悔することも.

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■2006/ 3/19(日)  「ロスナイ換気」

スイッチといえば.

壁のスイッチパネルに,蛍光灯のオンオフなどのほかに「ロスナイ換気」と書かれたスイッチがあって,気になっていたのだけれど.

ロスナイ…ロスがないってことは,空調を入れているときでもエネルギーのロスがないということで,熱交換するのだろうなと.ということは,きっと排気を通すダクトの中に細い金属製のパイプのようなものがたくさん通っていて,その中を給気が通るのではないかと.

調べてみたら,半分正解,半分間違いだった.

実際は,和紙のようなものを介して給気と排気がすれ違うことにより,熱交換はもちろん,水蒸気も交換できるという仕組みになっていて,三菱電機の製品が有名だとのこと.

これを全熱交換型と呼ぶのに対し,私が想像していたような,熱のみを交換するタイプは顕熱交換型と呼ぶらしい.全熱交換型のメリットとして,夏場は室外の水蒸気をそのまま室内に取り込んでしまう顕熱交換型に比べて冷房負荷を一層抑えることができる,冬は室内の乾燥を防ぐことができるという点がある模様.

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■2006/ 3/18(土)  卒業式の季節

昼過ぎに小学校の前を通りかかったら,おめかしした子どもたちと母親たちが大勢集まっていた.そんな季節なのですね.

しらいまさき氏は園長を務める幼稚園の卒園式で,詩編23編について語ったと記している.6歳の子どもには少し難しかったかもしれない.

多くの鉄道会社でダイヤ改正.東急については以前ここに書いたけれど,少し便利になりそうだ.JR 東日本は昨年12月にダイヤ改正したばかりだっけ.

夕食にアクアパッツァを作る.たらとあさり.ドライトマトも入れて,ほうれん草も加えてみた.

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■2006/ 3/17(金)  アイディアで勝負.

アイディア勝負といえば,落語の大喜利である.笑点などは事前の準備ができるのだろうけれど,大学の落語研究会の開く寄席などだと,観客からお題をもらったりして,そういった場合には即席でアイディアを出す必要があるので,相当な発想力が要求されるのだと思う.

大喜利ではないけれど,ちょっとやってみると,意外に私はクリエイティブな人間なのかもしれない,商品開発とかコンサルとかもできそうだ,などという気がしてくるものだ.考えてみると,創造性というのは決して不得意な分野ではなくて,それをまとめて形にしていくことに慣れられればいいのだと思う.

引き続き,保存食品の買い物をする.今度は Streamline 製のジャムを,3瓶も買ってしまった.

春闘といえば,ベースアップ,時給・月給の引き上げが主な要求事項となる.全国コミュニティ・ユニオン連合会が,パート労働者について「誰でもどこでも時給1200円以上」,派遣労働者について,「自立して生活していくために年収300万円は欠かせない」「そのためには時給1780円以上が必要」と主張している.大変納得できるところだけれど,どうやって取り組んでいったらいいものか.

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■2006/ 3/16(木)  オカ

出張先の近くのスーパーで,Mary Ellen のラズベリージャムと,Lutèce のマッシュルームスライス瓶詰めなど購入.夜は,半年ぶりにエスペラント会話の会.

今日は私がカナダ旅行の写真を見せて,適宜説明を加えて会話を楽しむというのが中心となった.米国の小学校の授業には,Show and Tell「見せましょう話しましょう」という名前のもとプレゼンの練習の時間があるというけれど,それと似ていると思う.エスペ力がさび付いているに違いないと思ってここ数日は気が重かったのだけれど,実際に話してみると結構好評だった.

ケベックからモントリオールに行く途中の車内食のメニューを見せたら,「オカ」という食品の表記があり,これは何だという質問が出た.手元の料理仏和辞典にも見当たらなかったので,ネットで調べてみたら,何のことはない,ケベック州で産するチーズの種類のことなのだった.

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■2006/ 3/15(水)  破産管財人のサイト

民法教員のタテマエ?を久しぶりに訪れる.最高裁がウェブに載せている下級審主要判決情報から丹念に拾った事件の解説が興味深い.

同ブログによれば,ねずみ講で有名な「天下一家の会」の破産管財人が nezumi-kou.com なるドメインでウェブサイトを運営しているということ.昨年最終配当を行ったのだという.天下一家の会って言っても,若い人は知らなさそう.

最高裁といえば,裁判所に提出する書式例集なんてのも載せている裁判所に提出する書式といえば,たいていのものは(起訴状だって!),法律を読めば書くべき内容はわかる仕組みになっているわけだけれど,本やこういったページからコピペした方が記載漏れしなさそうだ.答弁書に「私が原告から買ったのはウイスキー1本1万円だけで平成13年1月7日にきちんと支払いました。」と,手書き文字で書かれているのが味がある.

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■2006/ 3/14(火)  Rails の動画

10分で作るRailsアプリ for Windowsを鑑賞.クックドゥみたいなものだ.

実は,RDBMS の SQL 文が GUI で簡単に生成できてしまうこととかにも感心してしまった.相変わらず世の動きに半歩遅れてついていっているようでもある.

無理して笑顔を作らなくてもいいかなと思って少し気を抜いていたら,元気ないねと声をかけられた_| ̄|○

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■2006/ 3/13(月)  究極の情報圧縮

セキュリティホール memo で,究極の圧縮プログラム THcomp の話がちょっと出ていて,懐かしがってみる.私はアスキーネットユーザーでなかったので,この話は紙媒体に引用されたものでしか目にしたことがなく,実はログを全部読むのは初めてだったり.

情報理論上ありえない,なんて難しい理屈は私もわからなかったけれど,少し圧縮ソフトを使っていれば楽しめる joke なのだった.

っていうか,もう17年近く前の話だ_| ̄|○

ところで,TinyURL.com なんかはまじめにこのアプリを実装しようとしてるんですね.

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■2006/ 3/12(日)  備えよ,常に.

ある種の出来事は,常に突然やってくるもので.

それに備えるのはとても大事なことだ.

何も保険屋さんの宣伝ではなくて,交通事故とか地震とか,そういったマイナスの影響を与えるものに対しては,できれば避けるよう努めること,万一遭遇した場合に影響を軽減するための資源を確保しておくこと.そして,心の準備をしておくこと.

「備えよ,常に」とは,よく言ったものである.

ところで,プラスの影響を与えるものも,突然やってくるものが多いと思う.

日ごろから心がけておかないと,それに遭遇しないまま日々を重ねてしまうこともあるし,心の準備をしておかないと,それに出会っても気づかず,そのまま通り過ぎてしまうこともある.運よく気づくことができても,余裕がなくて対応できないことも.

概して,マイナスの影響を与えるものには敏感だけれど,プラスの影響を与えるものには鈍くなりがちだ.毎日の生活の中でもそうした小さな失敗を積み重ねてきたのだし,何年も前に,未来の自分はこうなっているだろうと描いた設計図通りにならなかったのはそのためなのだ,などと思うと,もう取り返せないことに後悔する気持ちも生まれてくる.

でも,そうした設計図をいったん白紙に戻して,また新しく描きなおすことはできる.スタート地点に戻ることはできないしその必要もないけれど,いまの状況から描きなおすことができる,そして,たぶんいままでに比べてよく備えることができるのだろうと期待することにしたい.

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■2006/ 3/11(土)  洋菓子とか,洋風お惣菜とか.

高津図書館から歩いて二子玉川へ.久しぶりに高島屋の地下に出向いてみたら,あちこちのショーケースにマカロンが見つかることに気づく.先日 asahi.com に君島氏が書いていたように,人気が高まりつつあるようだ.今週オープンしたばかりのダロワイヨのコーナーも,並んでいるのは洋風お惣菜とかではなくて,やはりマカロン.

パート・ド・フリュイもやや存在感を増しているようで,その中でも,小指の先ほどの小ささに作ったパート・ド・フリュイを12個セットにして売っているのに目がとまる.Michel Chaudun という,ショコラティエのお店らしい.普通の品に比べて小さく作ってあるから,1回に2個とか3個とかいろいろなフルーツの味が楽しめそうだと心が躍り,さっそく買い求める.取っておいて,明日の午後にでも開けよう.

左京区でフランスパンといえば,ベルクール.そのベルクールが昨秋,岡崎円勝寺町に traiteur をオープンしたのだと,ウェブを検索していて偶然知る(参考記事).リエットとかテリーヌなどを置いているらしい.京都に住んでいるときにできていたら,自転車で通っていたのに,と少し残念がってみる.

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■2006/ 3/10(金)  お返し

いつも目覚ましがなくても起きられるのだけれど,今朝は目が覚めたのが普段より1時間も遅くなってしまった.熟睡できたから…ではなくて,疲れがたまっていたからである模様.それで朝食はミルク1杯になってしまって,午前中はやや頭が冴えないまま過ごす.

久しぶりに日経新聞を買って,電車の中などで読む.昨日日銀が量的緩和政策の解除を決めたことについての記事が何ページにもわたって掲載されていた.物価が安定的に推移しているのはもちろん,東京では不動産価格が上昇しており,ミニバブルとも言われている状況だから,今回の日銀の判断は納得できるところだ.

当面はゼロ金利政策が続く.低金利は各経済主体に高い水準の投資を行うインセンティブとなり,それは経済全体にとって不適切な影響をもたらすこともある.今後もマクロ経済の状態が現在の水準で続くのであれば,ゼロ金利政策の解除というのもそう遠いことではないのだと思う.

14日に向けて,いろいろ取りまとめたり.相手方にヒアリングすることを勧められてそのようにしたり.組織的に動くので,スケジュール感を明確に持って調整を進めなければと思うと,なかなか難しい.

今日は早く寝よう.

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■2006/ 3/ 8(水)  信託宣言の利用例

信託法の改正が,信託宣言の施行が1年先送りされるとはいえ無事国会に提出される見通しとなった.まずはめでたい.ただ気になるのは,読売新聞や日経新聞で「親が財産の一部を子供の教育費として〔信託宣言〕した場合、親が自己破産などしても〔信託宣言〕分は借金返済などに充てられず、将来にわたって教育費を確保できる」との解説を目にするのだけれど,現行の税法を前提にすると,信託設定時に贈与税が課せられるのであまり利用されないはず.もう少し適切でわかりやすい利用例はないものかと.

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■2006/ 3/ 5(日)  建設の資格制度

耐震強度偽装事件とは無関係です.

建設業法の規制対象となる建設工事には電気通信工事も含まれるのだと,認識を新たにすることがあった.

建設業法の規定によれば,建設業者の営業所や一定の工事現場には,監理技術者など,一定の資格を持った人を専任で配置しないといけないらしい.それで,その資格というのはそう簡単に取れるものではない模様.電気通信事業法上の資格制度に比べて厳格な制度なのである.小規模な工事の場合等には,監理技術者に比べて要件が緩和された資格の保有者で足りるものの,それでも要件の一つとして実務経験が必要なことがあったりと厳しい.

これが過剰規制なのかどうかは…見る人によって違うのかもしれない.

公共工事の受注にかかわって,経営事項審査という大規模な仕組みが運用されていることも知る(財団法人 建設業情報管理センター).

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