みしっく今日のひとこと - 2005年5月


■2005/ 5/31(火)  買い忘れた.

RFC 3676 "The Text/Plain Format and DelSp Parameters" で,Content-Type: text/plain; charset=(任意); format=flowed; delsp=yes っていう指定ができるようになったことを知る.あまり対応しているメーラがなさそうだけれど.

三つ葉が大量にあるので,夕食は卵とじにしようと思って出かけて,帰ってきてみると,手にしていたのは白魚と明日の朝食用のパンだけだった.白魚とさっとゆでた三つ葉を深皿に盛ると,味は悪くないけれど,これって料理なんだろうか?と自問自答してしまう.

他には,朝に作ったさといもの含め煮.これはおいしくできた.やはりだしはかつお節と昆布の片方だけで取るのではなく両方を使った方がおいしくできるものだ.あと,キウイを切る.

でも明日は,ちゃんと卵を買ってこよう.

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■2005/ 5/30(月)  椀種の選択

同僚が京都みやげといって八つ橋を持ってきた.八つ橋の由来を聞かれて,思わず「八橋といえば,三河の国に八橋というところがあって,伊勢物語の,確か第9段だったと思う,から衣きつゝなれにしの歌が直ちに思い出されるところ.実際は人名由来なのだろうけれど」と口走ってしまう.調べてみると,江戸時代の筝の演奏家,八橋検校を由来とするのが多数説らしい.

吸い物はみそ汁と違ってほとんど作っていなかったのだけれど,この間ご馳走になった吸い物がとてもおいしかったので,久しぶりに挑戦してみることに.椀種をどうするか迷って,結局ごま豆腐を使うことにし,三つ葉をあしらってみたのだけれど,ごま豆腐を温めている間になんだか形が変わってしまった.食べてみると,弾力がなくなってしまって,全然だめ.注意書きをよく読むと,「温めると溶けます.冷やしてどうぞ」とある.しまった…….

食後,遅ればせながら日本料理の教科書を開いてみると,「椀の具には椀種,つま,吸い口の3つがある」とした上でその種類や役割が理論的に解説されていた.椀種は「椀の具の中心となるもの」で,「旬のものを使って季節感を出し,味は汁の味を引き立てるよう淡白に,形や大きさは一口,二口で食べやすいようにまとめることが原則である」(仲田雅博著『基礎日本料理教本』柴田書店,1993)らしい.料理店の献立では煮物椀として重要な地位を占めるものの,家庭料理では脇役なのだから,魚介類を手間をかけて調理するのも無理な相談だろう.そうすると,椀種の候補としては,豆腐,麩,そうめん,湯葉,鶏肉といったところだろうか.今日の夕食はメインががんもどきだったので,普通の豆腐は使えないのだった.

ところで,金沢の麩の老舗であるところの不室屋に,お吸い物最中なんて商品があるらしい.懐中汁粉にコンセプトが似ているところに興味がわく.金沢は新入社員のときに行ったきりだけれど,もしまた行く機会があれば買ってこようか.

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■2005/ 5/29(日)  時刻合わせ

Windows XP には,SNTP で時刻合わせする機能が標準で搭載されていて,デフォルトで有効になっていて,1週間に1度,あらかじめ設定されたサーバに問い合わせに行くようになっていることを知る.

コントロールパネルの日付と時刻のプロパティで,問い合わせ先サーバを変更することができるようになっているということで,さっそくプロバイダのサーバに変更することに.

世田谷線の松陰神社前駅で下車.次に用事があるのは新宿だったので,山下まで世田谷線に乗って,小田急線に乗り換える.完成したばかりの複々線の設備が目に新しく,路盤の砂利までもがまぶしい.残る 1.6km の区間の一日も早い完成が待ち望まれる.

あとは普通に山手線・田園都市線で帰宅.

フローリングの補修は,まずまず成功.買い増した補修材を使うことにより,遠目に見ると見過ごしてしまうぐらいのクオリティにできた.ただ,溶かして埋めて固めるという方式なので,補修材が損傷個所の外側に広がってしまうとなかなか直すのに難儀する点はデメリットでもある.シェラックを使う方式は,何回でもやり直しが効くことと,穴が開いてしまったところを元通りの平坦な面に直すことができることがメリットだけれど,今回のように数ミリ程度の小さな損傷なら,埋めることを追求するのではなく,フローリング色のマジックみたいなの(やはり東急ハンズで売っている)で色を塗るだけの方が手軽で費用もかからずおすすめかもしれない.

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■2005/ 5/28(土)  フローリング補修材

家のフローリングの床に傷がついて,中の木地が露出してしまっている部分ができてしまっていて,何とかしなければと.出るときどうとかいう話よりも,何より見た目がよくない.それで,東急ハンズで補修材を手に入れてきた.シェラックという,クレヨンのような専用の材料を,ハンダごてのような仕組みの,200℃に設定されていて先が平べったい専用のこてで溶かして塗り埋めるというもの.意外に簡単だったのだけれど,元通りの見た目にするためには,周囲ときっちり色を合わせる必要があることに気づく.茶色と一口で言っても,実に多様な茶色があるのだと改めて実感する.明日にでも,別の色のシェラックを買ってこなければ.

ニッポンの挑戦 インターネットの夜明けを第8話まで視聴.InetClub が出てくるところあたりから少しずつ私もその周縁でからんできたことを思い出す.ドキュメンタリー番組とは言わずとも,東海での取り組みも系統立ててまとめられるといいのだけれど.ただ,そのときだれが何を求めて共同研究などの活動を進めていったのかという点については,だれかがまとめようとすればまとめられるのだろうけれど,彼らのアクティビティが今日にどういった影響を及ぼしているのかは,9年間もかかわっていないこともあってさっぱりわからない.

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■2005/ 5/26(木)  電池切れ

PHS の電池がへたって,つい数日前,電話が受けられないことがあった.1週間ぐらいもっていたはずが,いまは下手をすると2〜3日で電池切れになってしまうようになった.Opera 入りの端末,買おうかなあ.

小包を出した.25日20時過ぎ高津郵便局に差出.追跡サービスで確認したら,25日高津局引受,26日新宿北局到着,11:46届け済みと出ていた.速い…….

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■2005/ 5/25(水)  東海道線・横須賀線の運転見合わせ

今朝は,東海道線・横須賀線が故障により運転を見合わせていて,大変だったようだ.両路線とも,運転密度は中央快速線などに比べれば低いものの,長大編成のため輸送力は大きく,2本も同時に止まったら大変な影響だ.果たして,京急線は振替輸送で大混雑だったらしい.

東急東横線もやはり混雑していたのだろうと思う.目黒線はどうだったのだろうか.

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■2005/ 5/24(火)  横浜フランス月間・2005

東急の広報リーフレットで知ったのだけれど,来月は横浜で横浜フランス月間・2005としてさまざまなイベントが開かれるらしい.大規模なものとしては,映画祭と,ルーヴル美術館展.

夕食は,たら・ミディトマト・ピーマン・たまねぎのレモングラス風味煮込み.レモングラスは青ねぎを刻むように細かく刻むと,硬さが気にならなくなった.

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■2005/ 5/23(月)  レモングラス

冷蔵庫の中身をきちんと把握していなかったので,いろいろ買ってしまった.少し残業したので手をかけずに食べられるものばかりではあるものの,品数が多くなった.ボイルほたるいか,冷奴,ミディトマト,もやしのレモングラス炒め.

レモングラスというのはあまり慣れない食材.香りがよいのだけれど,筋が硬い.どうやって使ったらよいのだろう.

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■2005/ 5/22(日)  おだやかな昼下がり.

窓を開けると,暖かい風が吹き込んでくるおだやかな昼下がりを過ごす.

渋谷のビームスで服を買おうと思っていたのだけれど,渋谷はちょっと遠いので,二子玉川に出かけることに.GAP で2着購入.それと,高島屋で磁器製コースターを1客.先月来探し求めていた大徳寺麩は,見当たらなかった.

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■2005/ 5/20(金)  間違えた.

鶏肉を買ってきて,野菜とトマト煮込みにしてカレー粉で風味をつけることに.缶から小さじですくって入れて,けっこうたくさん入れたはずなのに全然辛くならないし香りがしないなあ,と思ったら.

カレー粉でなくて,辛子を入れてしまっていました.

戸棚から本物のカレー粉を取り出したら,そっくりの缶なのだけれど,色が違っていることに気づく.もう何年も使っていないから忘れてしまっていたのだけれど,改めて本物のカレー粉を入れてみたら,無事思い通りの味になったので,一件落着.

もうひとつ.

11日に取り上げたストーリーの主人公は,シロクマ・クロクマではなくて,シロウサ・クロウサでした.

フランス語を学習していると,ときどき,専門用語とかではなくありふれた単語なのに,ずいぶん綴りが長くなる単語に行き当たることがある.形容詞の女性形に付けて副詞を作る -ment という接尾辞を使って派生させた語などはことにそうで,このシロウサ・クロウサのストーリーに出てくる merveilleusement という単語は,その好例なのだと思う.「すばらしく,驚くほど」という意味で,類義語の miraculeusement も長い綴りだ.英語と異なり wonder という語根がないので,余計に長くなってしまう.その他には,「おそらく」という意味の vraisemblablement もこの部類に属する.

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■2005/ 5/19(木)  耐震対策

市の広報紙が,耐震対策をポイント図解式で解説していた.

寝室には家具を置かないように,などと書かれているものの,ワンルームの場合どうするのかの説明はなかった.

収納家具なんかも,壁に固定するというのも賃貸住まいの場合難しいことだ.それに,うちの場合は主要な収納家具は本棚で,仮に固定したところで中身が飛び出てくるのが必至.本当は扉付きのを設置するのがよいのだと思うのだけれど,扉はガラスだと割れそうだから,スチールの扉がよさそうだ,などと考えてみると,少々無粋である.

なかなか難しいものだ.

とりあえず,戸棚などに付けるための観音開きストッパーは買っておこう.これとて,もともと取っ手をくるっと回さないと開かないような仕組みになっていれば不要なはずなのだけれど.

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■2005/ 5/18(水)  夕食

家に着いたのが21時ごろになった.夕食のメインは金目鯛の刺身に,パックに付いていたポン酢と紅葉おろし.昨日の残りの,なすと五目生揚げの煮物.あと,きゅうり,豆ご飯.

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■2005/ 5/17(火)  グリンピース

グリンピースをゆでて,豆ご飯に.考えてみると,グリンピースという食材は最近使っていなかったことに気づく.何分間ゆでたらいいのか忘れてしまった.意外に火が通るのに時間がかかるものだ.

他人と話すのに気を使わないで,もっと気軽に接した方がよいのだろうか.周りの人たちみんなと淡々と当たり障りのない関係というのも味気ないものだ.

でも,いつも気をつけていないと,思わず変なことを口走ってしまって,二度と関係が修復できなくなってしまうこともある.難しいものだ.

簡単な人には簡単なのかもしれないけれど.

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■2005/ 5/15(日)  営業時間延長

連休明けから,駅前のスーパーの営業時間が延長に.隣の溝の口店が24時間営業になってしばらくになるけれど,梶が谷店も,私が引っ越してきた当時は10時から22時までの営業だったのが,去年かおととしには閉店時刻が23時まで延長になり,ついには7時開店・深夜1時閉店という思い切った長時間営業になった.買い物客にとっては,コンビニより品揃えが充実していて安価という点が魅力なのだろうけれど,レジなどで働く人はしんどいだろうと思う.

洗濯槽用洗浄剤を買ってきて使った.3年前に洗濯機を購入してから初の使用となる.塩素系のもあったのだけれど,まずは慎重に酸素系のを購入.成分は,界面活性剤,漂白剤(過炭酸塩),安定化剤(クエン酸塩)と表示されている.

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■2005/ 5/14(土)  Sendado...

なんだか,最近は遠く仙台の方でもホームページが口コミで広がり,読みに来てくださっている方がいるようで,嬉しい限りです.

宮沢賢治の童話には,センダードという地名が登場するのだけれど,それは仙台をエスペラント風に呼び替えたものだ.でも,エスペラントで sendado といえば,「送付」「派遣」といった意味にほかならない(sendo と言えばいい気もする).ちなみに対応する動詞は仏語では envoyer のはずだけれど,ここでは英語の語根を採用して sendi という形にした模様.

ドコモ関西の大阪南港ビルに,「建物上にケーブル構造を採用して建設された世界初の通信用鉄塔」というものが昨年竣工したことを知る.かっこいい!

新宿で趣味的物品など購入.東急の駅では五島美術館の茶の湯名碗特別展記念パスネット(本日発売)も買ってしまったし.

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■2005/ 5/12(木)  携帯電話の将来を占う.

先日も取り上げた,ウィルコム.最近はフルブラウザ,つまりパソコン向けのホームページも見られるブラウザを搭載した機種なども出ていて,食指が動く.携帯電話キャリアも同じ方向に動いている.

でも考えてみると,パソコン向けのホームページというと,いろいろユーザに選択させたり入力させたりするページが多いので,どうなのだろう.携帯電話・PHS の端末は,入力手段が相も変わらずものすごく貧弱なので,そういったページを利用するのは面倒なことに違いない.

入力手段が貧弱な環境向けに作られた,世の中で普及しているコンテンツというと,やはりテレビ番組を置いてほかにない.通俗的にも,インターネットは能動的なメディア,テレビは受動的なメディアだと対比されるぐらいだから,携帯端末との相性はテレビの方がいいのだと思う.

さすがに当面は携帯電話用の波を使って動画を流すといったことはせず,テレビ放送受像機の機能を携帯端末に付加するということになるのだと思う.地上波デジタルになれば,テレビ放送を携帯電話で安定して視聴できるようになると言われていた気がするのだけれど,最近話を聞かなくなってしまった.どうなっているのだろう.

それにしても,駅前で待ち合わせをする老若男女が揃いも揃って,握りしめた手元の小さい表示機に目を凝らすさまなど,かっこ悪すぎて想像したくないものだ.

同僚のお姉さんがこのところ体調不良で,風邪とかではないらしいので,気がかりでしょうがない.いつも快活な人だったはずなのに,最近めっきり口数が少なくなったと指摘する人はだれもいないのだけれど.

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■2005/ 5/11(水)  贈呈誌

Revuo Orienta に原稿を書いたので,定期購読分の1冊のほかに,贈呈誌が届いた.

第3種郵便物なので送料に端数が出る.それで7円切手が混ぜてあって,驚いた.黄緑色の地色に,簡単なイラストが赤と白で印刷された2色刷り.「おたよりに郵便番号を」という告知も刷ってある.いったいいつの切手なんだろう.

私の分の RO は定期購読分が手元にあるので,贈呈誌の方が1部余ったことになる.欲しい人がもしいたら,お知らせください.

MSN Messenger を始めてみた.

IM,インスタントメッセンジャーといえば,ICQ を草分けとして百花繚乱,あるいは群雄割拠の状況が続いているのだけれど,私は IRC を最後に触ったのがもう10年ほど前のことで,その後,プライベートではこういったリアルタイム系のコミュニケーションサービスを使ったことがなかったのだけれど.

これまでの電話といった通信手段では達成できなかったのだけれど,本当はインタラクションに先立ってアウェアネス,他人の気配を感じることができることが大事だ,と常々指摘されているところ,IP と常時接続の普及でようやくアウェアネスを実現するアプリが普及してきているというのがいまの状況なのだと思う.

最近の田園都市線には,山手線みたいにカラー液晶モニタが扉の上部に設置された東急の電車がときどき走っていて,乗り合わせると,営利目的の CM であることは知りつつ,ついつい目を凝らしてしまう.最近の私的ヒットは,ぬいぐるみのシロクマ・クロクマの登場する童話スタイルのストーリー.電車設置の表示機の常として,音声は出ずに,画面表示だけ.必然的に画面に文字がたくさん表示されることになる(これは日本では好まれるかもしれないけれど,米国などではうっとうしがられるかもしれない).この広告では,日本語の字幕が画面右端に縦書きで,フランス語の字幕が画面下端に横書きで表示されているのが異色で,とりわけ,シロクマ・クロクマの Ça a marché! というせりふなどは,「うまくいった!」と訳してしまいがちなところ,「よかった!」と美しい日本語に意訳されていたりするのが,目を引く.ぬいぐるみを売りたいのか,何の商品の宣伝なのかは不明ながら,世界は確かに小さくなっているのだと感じる.

"Le monde devient plus petit." と言えばよいのだろうか.英語では現在進行形を使うところ,フランス語では現在形になるのが奥が深い.

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■2005/ 5/ 9(月)  PHS

久しぶりにウィルコムのホームページを見に行ったら,例の音声定額をトップページで宣伝していた.

月額2,900円でメールとウィルコム内の通話が無料.請求書を統合して2契約以上申し込むと2契約目以降は2,200円になるから,カップルや家族にお勧めと宣伝している.

あと,他社 PHS を利用している人が乗り換える場合,来月までに申し込めば,他社 PHS の契約期間をそのまま継続して長期割引サービスを適用するという.

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■2005/ 5/ 8(日)  住みたい沿線

住みたい沿線といえば.

東京メトロ(東西線を除く)・都営地下鉄.京急(大田区から鶴見区にかけて).東急世田谷線.小田急線も,世田谷区内ならよいかな.

そういえば,秋葉原の再開発が進んでいると思うのだけれど,いまどんな進捗なのだろう.考えてみると,先輩に連れられて秋葉原に初めて足を踏み入れたのは10年ほど前になるけれど,東京(というか,川崎)に引っ越してきてからは1回ぐらいしか行っていない.

JEJ サイトをいろいろ編集.更新をさぼっていると,あっちも書き換えなければ,こっちも書き換えなければという具合で,細かい更新個所が多くなってしまった.

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■2005/ 5/ 7(土)  事実から価値へ

これまでの私の興味の対象の中心は,自然科学など,事実に関する事柄,存在を記述することで,学校でもそれを学んできたのだけれど,ここ2年ほどは価値に関することに関心が移ってきたのだと,振り返って思う.

価値とは,人間が欲求するところのものだから,人間に対する深い理解を経てこそその探求が可能になるというものだろう.その,人間が欲求するところの価値というものが人生において大事なものだということを,子どものころの私に教えてくれる人はいなかったように思う.

自然科学のような分野では,研究の先端などで評価が定まらないことはあるとしても,何らかの法則が発見できたとして,それがその場所・その時点で通用している価値体系に根拠を置いているということはないし,よって,そういった価値体系の側の変化によって妥当しなくなるということもない.

価値にかかわる分野では,およそ普遍的に成り立つといわれるルールはきわめて一般的・抽象的なもの数件ぐらいしか存在せず,先人の築き上げた価値体系に確たる根拠があるというわけでもないので,それを理解し身につけることは,事実に関する知識を覚えるのに比べて難しいこと,事実に関することを述べる場合と異なり,価値について何か述べるときには発言者の過去の行いなどによって軽くも重くも評価が変わってきてしまうこと,その習得はその分野での自己の存在をかけたものにならざるを得ないということなどに,目を回してしまう.

世田谷線を久しぶりに利用.全路線を往復乗車してしまった.路線が急カーブ続きである割には早くて便利だ.

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■2005/ 5/ 6(金)  本人確認

昼休みに職場の近くの郵便局で,郵便貯金を払い戻してきた.

証書式の定期貯金で,証書が3枚.健康保険証を見せたらすぐに払い戻してくれたのだけれど,窓口氏と顔見知りでもなく,証書に記載の住所は京都で,健康保険証に記載の住所は川崎,郵便局の所在地は東京と,いずれも相違しているという不審さがあるのに簡単に手続きができてしまったので,背筋が寒くなった.

郵便貯金の常として,印鑑票が局に備え付けてあるわけではなく,届出印は証書にあらかじめ押捺してあるものと照合するのみ.健康保険証に顔写真がプリントされているといったことももちろんないので,私の部屋に泥棒が入って健康保険証と証書を盗んでいったら,仮に印章自体は見つけられなくても,何らかの方法で印影を偽造して払い戻せてしまうことになりそうだ.保険証記載の生年月日などを控えさせていただきますがよろしいですか,と聞かれたけれど,真正な健康保険証を提示した場合は,生年月日についても記号番号など他の記載事項についても疑わしい点は見受けられないはず.提示されたのが偽造の健康保険証だったかどうか事後的に判断する材料を記録しているということなのだろうと思った.

調べてみると,1年半〜2年ほど前から印鑑保護シールというのを通帳・証書の印鑑欄に貼り付けるようになって,何も考えずに単純にスキャンする手口はうまくいかないようになっているらしいけれど,本当にそれでうまくいくのだろうか.そもそも印鑑での本人確認に限界があるのだろうけれど,まずは銀行を見習って副印鑑制度を廃止してほしいものだ.

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■2005/ 5/ 5(木)  rivière

荻野アンナさんが NHK の語学テキストで書いていたのだけれど,首飾りは普通,un collier.でもダイヤモンドの首飾りになると une rivière,普通は「川」を表す単語で呼ばれるのだという.

材質の違いで呼び分けるなんていうのは,さすが本場だ.

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■2005/ 5/ 4(水)  芝浦アイランド

木漏れ日の下,フランス語の本を読み進める.傍らに辞書を広げることができるのがよい.

田町駅徒歩7分の島を丸ごと再開発するというプロジェクトが走っているらしい.名づけて芝浦アイランド.賃貸・分譲あわせて住宅が4棟で,いずれも49階建て程度の超高層だから豪勢なものだ.

首都圏というと,地方出身だとどうしてもひとくくりに考えてしまうのだけれど,通勤・通学先が東京や新宿付近ならばいざ知らず,ことに大学などは郊外立地が多いから,実家が首都圏にあっても,通学のために大学付近のワンルームを借りるというケースはけっこう多いのかもしれないと思った.実家が郊外で,通学先が反対の郊外だったら,到底通えるものではない.勤め先だって,いつ首都圏の外側の端に位置するようなところに通うことになるかもわからない.そういったことを考えると,郊外に住むというのはリスクが高いものだと思った.

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■2005/ 5/ 3(火)  モノレール

少々疲労気味.

京王線に乗った.分倍河原駅は,乗り換え用改札もあって便利.あと,モノレールにも乗った.経営状況がよくないという話を聞いていたので,乗客が少ないのかと思ったら,意外に多くて,田園都市線の休日の各駅停車並み(KOYA 氏の混雑ポイントで130pぐらい)だった.

横浜大世界,というエンターテイメント施設が2年ほど前に中華街にオープンしたことを知る.ステージでは京劇のハイライトを演じたりしていて,中華レストランが入っている.日本人で横浜観光に来た人を案内するときには連れて行ってみたい.

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■2005/ 5/ 2(月)  ほめられた.

先輩に,笑顔をほめられた.にこにこ.

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■2005/ 5/ 1(日)  Revuo Orienta

Revuo Orienta に私の原稿が無事滑り込んだ.その掲載号がそろそろ会員の手元に届くころと思う.

内容については本誌を参照してほしいのだけれど,RO に投稿するからには,日本のエスペラントコミュニティに対する何らかの contribution が求められるはずで,その基準に達したかどうかは,読者諸兄姉の批判を待つしかない.

ところで,東急電鉄が発行し駅などで無料配布している情報誌,salus の今月号に,梶が谷駅北東側で年明けに工事を始めたばかりのマンションの広告が早くも掲載されていた.「田園ステーションテラス」という名前になるらしい.田園都市線に沿って南東から北西にかけて壁のように長く延びた棟が1棟と,その北東側に屏風のように折れ曲がったやや短い棟が1棟.いずれも地上6階建・地下1階建で総戸数308戸になるらしい.5月下旬モデルルームオープン予定・販売開始予定で,2006年3月下旬竣工予定というから,ずいぶん気が早い売り方だ.

同誌にもう一つ載っていたのが,みなとみらい駅徒歩1分に立地する M.M.TOWERS FORESIS なるマンションの広告.地上30階建が2棟で,完成は片方が2007年1月末予定,もう片方が同年12月末予定であるらしい.隣に完成している M.M.TOWERS と同様の超高層マンションである.超高層というと嫌う人もいるけれど,希少な土地を効率的に利用するためには必要なものだし,敷地内に緑を多く取れるので,都市の景観という面からも低層住宅よりよいと思う.良質な建築の蓄積が,これからの都市を築いていくことを期待したい.

昼までぐずぐずしてしまった.さとなお氏の地震が起こる前に、これだけはしておけ!を読む.家具を固定しようというのはもっともなのだけれど,「ガス製品から電気製品に変えていこう」というのは,発電サイドのことを考えるとすすめられない.

夕食は,目鯛あら大根煮,たまねぎと豆腐のみそ汁(秋田みそ使用),なす素焼き甘みそ(新潟みそ使用).たまねぎを細く切って歯ごたえが残る程度に火を通したら意外とおいしかった.目鯛もよかった.駅前のスーパーはよい魚を置いている.上身は刺身になってしまうことが多いし,そうでなくても一人で食べるのには躊躇してしまう値段になるので,煮るのはあらになるけれど.

13日の欄に書いていた,注文がキャンセルされたりいろいろあった本が,やっと到着.

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