みしっく今日のひとこと - 2005年2月


■2005/ 2/28(月)  山用品店にも行かないと.

ジャケットを着ていってみたら,歯に衣を着せない同僚から辛口批評をもらった.いろいろ根掘り葉掘り聞いてみると,このトピックに関する同僚のロジックが浮かび上がってくるのはおもしろいのだけれど,無印良品に加えて山用品店にも行った方がいいことが判明してしまった.休みの日が足りない…….

北の国での研修を終えてきた同僚が職場に,小樽ル・タオのマカダミアナッツチョコレートを持ってきた.小粋なパッケージに収められていて,ホワイトチョコレートにカラメル・コーヒー味が付けられている.軽やかな感じの,素敵な北海道土産なのだった.

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■2005/ 2/27(日)  セントレア

セントレア・中部国際空港といえば.

「宮の湯」で飛行機を見ながら入浴というのを試してみたい.空港の中の入浴施設というと,シンガポールのチャンギ空港には hot tub があって飛行機を見ながら入浴できるのみならず,プールもあるというけれど,真新しい日本式の浴槽に身を沈めることができるのは格別であるに違いない.

最近開港したばかりのこの空港.飛行機に乗るために利用することはあまりなさそうだけれど,出張などの機会があれば名鉄で足を伸ばしてみたいものだ.

見た目をあまり気にしないセータースタイルの男女が集う会に参加.考えてみるとファッション的にかなりいただけない雰囲気だったことに気づく.洋装にはそれなりの決まりごとがあるのであって,スポーツをするわけでもないのに,インドアでセータースタイルというのはやはり違和感がある.暑い季節ならいざ知らず,春秋から冬にかけての季節,無印良品でいいから面倒がらずにカジュアルなジャケットを数着揃えておくべきなのだろうと私自身反省する.

鶏手羽元・大根・にんじんの煮物を作る.OpenOffice.org をインストール.

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■2005/ 2/26(土)  The science of happiness

Time の今週号の特集が,The science of happiness,訳すと「幸福の科学」(笑).この雑誌は,こうした医学的な特集をときどき組むことがあって,最近でいうと sleep, inflammation, heart disease といったところが記憶に残っている.なんだかこうやって並べ上げるだけで怪しい健康雑誌のように見えてしまうけれど,この雑誌の医学記事の特徴は,極力エビデンスのあることを書くようにしているということで,仮説でしかないことはそれとわかるようにしている,という点が日本のそういった雑誌と異なる.

この記事についていうと,何しろ幸福というのは心理的状態なので,何らかの尺度を作って,被験者を2分割して,片方に何か決まったことをさせて,幸福度が増したかどうかを調べるという安直だが確実な手法で作ったと思われる研究成果の山を元に書き進めているようだ.幸福論というと古くから哲学的には結論が出ないことになっているけれど,こういった自然科学的な方法を用いると結論が出ることが半ば約束されているのだからたまらない.幸福かどうかによって影響されなさそうな他の状態との相関関係を調べるというのもあって,(意外にも)お年寄りは若者に比べると幸福だ,とか.結婚している人は独身者に比べて幸福だというのは,相関関係ははっきりしているのだけれど,因果関係が定かでない,と.

ペンシルベニア大学の Martin Seligman 氏によれば,幸福とは pleasure ("the smiley-face piece"), engagement (the depth of involvement with one's family, work, romance and hobbies), and meaning (using personal strengths to serve some larger end) の3つの構成部分からなるのだという.3つの構成部分からなる,というのがまたどこかで聞いたような話なのだけれど,そもそも論はまとめづらいのでそれくらいにして,他の研究者による practical suggestions,というのを見てみると,以下の8項目に大胆にまとめられるのだそうだ.

  1. Count your blessings.
  2. Practice acts of kindness.
  3. Savor life's joys.
  4. Thank a mentor.
  5. Learn to forgive.
  6. Invest time and energy in friends and family.
  7. Take care of your body.
  8. Develop strategies for coping with stress and hardships.

あまり生活習慣に変更を加えなくてよさそうな項目ばかりなようでいて,さて実行に移すとなると何から始めれば,と戸惑ってしまう項目もけっこうあるのが,難点ではある.

私の場合,まずは服を手に入れることから始めようか,と.和服もともかく,もう少し暖かくなったら洋服を,ユニクロとかでない普通の店で買い足したいものだ.

ミルクティー用の茶葉を買いに,マリアージュ・フレールにも行きたい.二子玉川にあるはずなので今日行こうかと思ってみたものの,ちゃんと調べたら,二子玉川にあるのはマリナ・ド・ブルボンなのだった.ノ・ヨンシムの CD なんかも買いたいのだけれど,これはどこで手に入るのだろうか.

図書館で最近のジュリスト3冊ほどに目を通して,花粉症の薬をもらいに耳鼻科へ.土曜日のクリニックはやはり混雑しているものだ.家に戻って水菜・昆布・しめじ入り湯豆腐で昼食.

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■2005/ 2/25(金)  香り通信?

某航空会社から,「××航空で,冬の街から太陽にあふれるリゾートへお出かけください」との文面の広告葉書が届いた.消印部分の印刷などを見ると,はるばるドイツから届いたようであるらしい.

裏面が砂浜の絵になっていて,ビーチボールの絵のところに「ここをこするとビーチの香りがします」と添え書きがしてあるのだけれど.

どう考えても,変なせっけんのにおいにしか思えない.香り通信,道半ばである.

あ,しまった.シュレッダーにかける前に写真撮っておけばよかった…….

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■2005/ 2/24(木)  カンフォーラ

京大正門前にカンフォーラというカフェレストランがオープンしたことを,2年近くたってようやく知る.「イタリアンの香りと彩りがお楽しみ頂けるディナー」などを用意しているらしい.大人数での立食パーティーには都合がよさそうだ.

ナチュラルローソンといい,カンフォーラといい,この3年で次第に大学も姿を変えていっていることを思うと,私も思い出に浸るばかりでなくて,関東に腰を落ち着けることを考えなければ.相変わらず右往左往しているのだけれど.

「最近のコメント」機能を付けてみた.

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■2005/ 2/23(水)  職場復帰

春一番.1週間ぶりの職場では,「久しぶりだね」などと声をかけられる.明日からはまた寒くなるんだったっけ.

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■2005/ 2/22(火)  回復中

やっと熱が下がってきた.まだ,ふらふらだけれど.

夕食は殿中うどん.明日は買い物に出なければ.

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■2005/ 2/21(月)  殿中うどん

この前松坂屋で「殿中うどん」という名前のうどんを買ってあったことを思い出し,昼食に使うことに.

何分ゆでればいいのだろうと思って,包装の説明書きを読んでみたら,「約20分ゆでてください」とあって驚く.15分ほどゆでたうどんをみそ汁に入れてさらに10分ほど煮込んだところ,合計25分も加熱したことになるのに少しも伸びてしまうような気配はなかった.

見た目は普通のうどんと変わらないのに,不思議なものだ.

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■2005/ 2/20(日)  ボトルネック

診療所が日曜日も開いているのは大変ありがたい.待合室に入ったら大変な混雑で,立って待っている人が何人も.立って待っているのはしんどいので,出直そうかという考えが頭をかすめたものの,ほどなく診察室に呼ばれた.見ると,平日と異なりお医者さんが複数人いて,それぞれ通常のスピードで診察を行っていた.そのため,診察を受けるまでの待ち時間は非常に短いのだ.待合室の混雑は何だったのかというと,診察後薬を出してもらい会計を済ませるまでの人で混雑していたのだと判明.通常とは異なり,カウンターのスタッフがボトルネックになってしまっていたのだった.

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■2005/ 2/19(土)  加湿器を買った.

冷蔵庫の中身が空っぽになってしまったので,2日ぶりに外出して,まず近くの家電量販店で加湿器を購入.駅前のスーパーで,プリントかヨーグルトなど,かごいっぱい食料品を買い込む.そうそう,トマトベースの食塩無添加野菜ジュースでカゴメが出しているのが好きなので,これもかごの中へ.健康によいというよりは,単なるトマトジュースよりも味わいが複雑なのと,食塩無添加のためほのかな甘みがあるのをめでている.

加湿器は,とてもよかった.いままでどれほど乾燥した部屋に暮らしていたのかが初めてわかったし,暖かくて湿った空気というのは贅沢なものだとつくづく実感する.メカニズムの簡単な機械だけれど,ちょっとした工夫が随所に凝らされているのもおもしろい.電気は熱源以外の,たとえば制御のようなことには基本的に使われていないようなので,電気以外の熱源を使っても加湿器は作れるはずだと思うものの,江戸時代などに,火鉢にやかんをかけておくといったレベルを超える加湿器が存在したという話は聞いたことがない.

体調がよくないと,いつもとは少し違ったものが見えてくることに気づく.慣れないことはするものでないな,などという生活の知恵も習得したのだけれど,それにとどまらずちょっと大事なこともわかったのは収穫だった.これは,心に少し余裕ができたおかげでもあるのかもしれない.

ただ,同僚には大変迷惑をかけてしまっているのがしのびない.

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■2005/ 2/18(金)  通勤電車

黒川滋氏が「公的な力を通勤電車に使うしかないが、新幹線や高速道路と違い、政治的な声にならない」と書いている.

私鉄路線の中で随一の混雑を誇る東急田園都市線では6ドア・座席収納型車両が導入されたばかりなのだけれど,過渡的な対策にとどめてほしいものだ.でも本当に深刻なのはむしろ JR なのだと思う.中央線だけでもなんとかならないものだろうか.

国土交通省の平成17年度予算案を参照すると,国全体の一般公共事業に費やされる国費7兆4000億円余のうち鉄道に割り当てられているのは1164億円.道路などは特別会計もあるし,地方自治体が支出する額も多いことを考えると,均衡を逸しているという表現すらためらわれるほどだ.

夕食に例によっておかゆを炊く.炊飯器でできるのは便利なのだけれど,以前におかゆの量で水を入れておきながら通常の炊飯ボタンを押してしまい,食べられなくなったことがあるので,用心深くなっているとはいえ,おかゆボタンを押してからおかゆランプ(困ったことに炊飯ランプと同じ色なのだ)を指差して「おかゆ.」と小声でつぶやいてしまうのは,ちょっと他人には見せたくない光景かもしれない.

すいません.日付を更新し忘れたのでアップロードしなおしました.

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■2005/ 2/17(木)  療養中

再び診療所へ.とりあえずビール,ではなくて,とりあえず抗生物質が出たのだけれど,効くのかなあ.インフルエンザの可能性は否定できないのだし.気管支拡張剤が出たのは物珍しく思うとともに,スチーム式加湿器を手に入れておけばよかったと少々後悔.よくなったら買いに行こう.

最近の出来事というと,京都議定書の発効と,セントレア・中部国際空港の開港が大きなトピックだろうか.京都議定書はぜひとも成功させて,今後の環境対策における国際協調に道筋をつけたいもの.セントレアといえば,関空にもがんばってほしいものだけれど,伊丹と関空のフォーメーションがきっちり決められなかったのが痛い.

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■2005/ 2/16(水)  2回目の風邪はちょっと違う

風邪.月初めにも風邪をひいたばかりのところ,また同じようなことになってしまった.

ただ,主な症状は似ているものの,一部の症状に異なる部分があることに気づく.

そう気づくやいなや,この「基本的には同じ.でも一部異なる部分がある」というパターンが,IT 業界に身を置くことが長い私にとってはなじみのものであることに思いが至る.

全然違う物を取り扱うのはさして難しくないし,まったく同じ物を処理するのはコンピュータの得意技.基本的には同じで,一部異なる部分があるという対象物,それも単なる一部パラメータの数値的差異としては取り込めないような差異があるものをその場その場で適切に取り扱うことができるというのは,達人の一つの要件なのだと思う.基本的な解決策は,共通の事項については共通のものを処理する仕組みで取り扱い,異なる部分は個別の物を処理する場面で記述するという手法なのだけれど,言うほどたやすくない.

強引な抽象化が原因で,一見よさそうに見えるのに,やってみるとうまくいかなかったり,反対に極端例を取り込もうとするあまり,実世界からの隔たりが大きい概念を大量生産したりして,気がつけば作った人以外理解できなくなったり.もちろん共通の事柄を個別の物に負わせると,時間の経過のもとでは整合性を欠く結果となりやすい.避けるべき落とし穴は豊富にあるのである.

などと下らないことを考えていても,やはり体調がはかばかしくないと心細いものだ.子どものころは,大人になったら風邪をひいても心細くなりはしないのだろうと想像していたのだけれど,確かに身体的なしんどさはそれほどでないものの,行動の自由が制約されてしまうこともあり,いつごろ治るのだろうなどと考えると,心細くなってしまう.

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■2005/ 2/15(火)  ことわざ

二子玉川で急行を待っているとき,前の人のかばん(トートバッグと呼ぶのだろうか)に "Il ne faut jamais remettre à demain ce qu'on peut faire le jour même.",その日にできることを明日に延ばすな,と大書されているのが目にとまる.

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■2005/ 2/14(月)  13日から15日に

13日から15日にぽんっと飛び移れたらいいのにと思う今日このごろ.

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■2005/ 2/13(日)  原稿依頼

某所でミュージカルショーなど観て楽しみ,ホテルのメインバーみたいなところ(本物は行ったことがない……)でキールロワイヤルを飲む.

帰宅すると,小林司さん方面から『エスペラントと私』(仮題)の原稿募集,堀泰雄さんから JEI 機関誌の青年の声ページ執筆依頼が,偶然にも重なって到着していた.

前者はネットでおなじみ「100の質問」のようなもので答えるのは難しくないし,要は自己紹介を仲間内でしあうというものだから,気安く書けるのだけれど,後者は考えてしまう.

下手なことを書けばエスペラント界に誤ったインパクトを与えてしまいかねないという点で躊躇するのと,そもそもエスペラントを使える人,JEI 会員になっている人という時点である程度フィルターがかかってしまっているのが好ましくない.私よりもっと世の中の青年の第一近似みたいな人にちゃんと声をかけているかどうか聞いてみるとするか.

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■2005/ 2/12(土)  不得手なことなど

周りからは何でもそつなくこなす人だと思われがちなのだけれど,それは得意な分野が違うだけで,不得手なことは他の人と同じくらいあるか,それよりもっと多いのだということはあまり気づかれていない.あやとりはそれほど苦手でないのに折り紙は超苦手,とか.

それで,そういった不得手なことに熟達しようと思ったら,人並み以上に練習を重ねるというのが正攻法で,それをしないで外的要因に頼るというのはハイリスクなのだと思う.

最近は,料理でも,どうやったらおいしくできるかわかっていながら手を抜くことがままあって,これはよくない,と反省することしきりだ.夕食に鶏肉と野菜の炒め物を作ることにしていて,最初は薄切りにしただけでそのまま炒めてしまおうかと思っていたのだけれど,某掲示板の料理の話にも刺激されて,きちんと小麦粉をまぶして甘辛く味を付けておくことを決めてそのようにしてみると,やはりジューシーでおいしく仕上がっていて,なんだ,早くこうすればよかったのに,と.結局私に必要なのは,何かを達成しようとする意欲なのかもしれない.

とりあえずは目標を設定するところから始めなければならないだろうか.高すぎる目標を立ててほったらかしにしてしまったのでは意味がないので,まずは鶴を折れるようになるところから,ですかね.

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■2005/ 2/11(金)  「国民感動^^」?

昨日に引き続き夕方は KBS で韓国語三昧.視聴者相談室の動映像 FAQ という個所で「日本在住ですが,よくドラマのタシボギ(再視聴)に失敗します」という質問を見つける.URL にハングルが含まれるためとのことで,300k のアイコンを右クリックして T を押してから,アドレス入力部分で Ctrl+V を押すことにより URL をペーストし,URL 中のタイトル部分に含まれるハングルを削除するという解決策が提示されており,これで無事「不滅の李舜臣」なるドラマを鑑賞することができた.

でも,やはり筋が理解できるほどの語学力はないのだと悟る.何とかつかめるのは,このドラマは,舞台が宮廷でないせいか,せりふが昔風の言葉づかいでなく普通の現代語だ……というところまで.字幕が欲しいなあ,なんて無理なことを願ってみる.

そういえば,このサイト.正式名称は「KBS Online! 国民感動^^ KBS」というのだった.顔文字まで入っているあたり,茶目っ気たっぷりである.

昼食は Becker's で poutine など.プーティーンはケベック料理なのだと某所で教えてもらった.日本でいえば牛丼のようなものだろうか.本場の味とは少し違う……らしい.Becker's といえば,JR 東日本系列のチェーンなのだと知る.そういえば,JR の駅のあるところでしか目にしないことに気づく.京都時代,たまに東京に出てくると,Becker's やシアトル系カフェなどのチェーンが京都に比べて充実しているのにいつも目を見張っていたことを思い出す.

久しぶりの渋谷で機動隊が目についたのは,今日が controversial な祝日なのが原因なのだろうか.

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■2005/ 2/10(木)  朝鮮語のイントネーション

昨日 URL を掲載したサイトのコンテンツで,要訣・朝鮮語 イントネーション.切れ目尻上がりの法則と,単語の出だしの高低の法則,すなわち「単語の頭がsを除く平音であるときは低く始まり,激音(hを含む)・濃音・sであるときは高く始まるという法則」を,「今日金大中大統領は青瓦台で記者たちを集めて会見を持ちました」という文を例にとって詳細に解説している.惜しむらくは音声によって例示されていないものの,中級者にはぜひ一読をおすすめしたいページだ.

切れ目尻上がりの法則は,韓国語ではぜひとも必要な法則なのだと私も理解し実践していたもの.文の切れ目のところでクイッと上げて発音,疑問文のような上がり調子ではなく「上がって下がる」というと,日本語ではごく一部の話者によって実践されるのみで市民権を得ていない抑揚の付け方である.加えて日本語には高低アクセントがあり,「今日」といった語は仮に切れ目を伴ったとしても尻上がりには発音できない(知人の韓国出身者に,どうも高低アクセントより切れ目尻上がりの法則を優先的に適用して日本語を話す人がいるのだけれど,やはり不自然だ).

単語の出だしの高低の法則は,「若い世代に特に顕著」と筆者氏.思うに,こちらの法則はどうも私の場合,ちょっと違ったように理解していたようだ.たぶん私の先生方が標準的な発音をしていたのだと思うけれど,思い出してみれば周りの若いネイティブスピーカーの人たちは,男女を問わずこの法則を必ず守っていたように思う.私のような人が年配の人みたいな発音をしていては不自然なので,今日からさっそく後者の法則も実践していきたい.

このサイトは,「…するようだ」のたぐい「…するつもりだ」のたぐいも秀逸.昔さんざん表現練習したことを思い出す.

出がけに Windows Update.帰宅して,KBS のサイトにアカウントがあることを思い出して,久しぶりに「パラムコッ」なるドラマなど見てみたのだけれど,いまいち理解が難しい.「演芸娯楽」カテゴリーから「이홍렬,박주미의 여유만만」を見る.やはりバラエティーの方が理解しやすい.前試したときは 300kbps だと頻繁に切れてしまってほとんど見られなかったと思うのだけれど,今日は 300kbps で快適に視聴することができたのはうれしい.

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■2005/ 2/ 9(水)  仰天漢字語

韓国語には日本語と同様,漢字を連ねて作る語がたくさんある.日本語と異なり「訓読み」なるものは存在しないので,そういった語はすべて中国由来の音で読むことになり,漢字語と呼ぶ.それに対して日本でいうところの「やまとことば」は,固有語と呼ばれている.漢字語には中国由来のもの,韓国独自のもの,日本から輸入したもの(日本では訓読みする語を含む)があるけれど,うち中国由来と思われるもので,日本人からするとすごい難しい漢字語だと感心してしまうようなものがある.

その中には,流行歌の歌詞などにもごく自然に登場するものまであるので,余計驚いてしまう.たとえば,「ほくし」(すみません.今日はハングル化はしません)という語があるのだけれど,これは北斗神拳(っていうのがあるんですか?)の略ではなく,「或是」と書いて,「万一」「あるいは」という意味になる.

「よくし」も,「抑止」ではなく「亦是」で「やはり」とかいった意味.「おちゃぴ」は「於此彼」で「どうせ,結局」という意味になる(なぜそうなるのかは辞書を参照してください).

その他,歌詞の用例はちょっと出てこないながら,ごく普通に話し言葉でも使うような語としては.「ちゃんぴはだ」(猖披―)はすごい字を書くけれど,「恥ずかしい」「見苦しい」という頻出語だし.「そうぃ」(所謂.「いるんば」という固有語もありますが)は「いわゆる」.「かーりょん」(假令)は「仮に」という意味だと思っていると「たとえば」という意味もあるからややこしい.「しーむじお」は「甚至於」と書いて,「はなはだしきにいたっては,その上」という意味になるし,「さーいび」は何のことはない「似而非」で,「えせ,いんちき」になる.「ぷどぅぎ」も難しそうに見えるものの「不得已」で「やむなく,仕方なく」.ネイティブスピーカーはたぶんこれらの頻出語について,いちいち漢字でどう書くかなどと意識してはいないけれど,こういった語をきちんと使いこなせると,日本人同士の間ではちょっとかっこいいかもしれない.

と,ここまで書いて,東京外大の要訣・朝鮮語 朝・日で異なる漢字語を見つける.

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■2005/ 2/ 8(火)  「わかる」ことにも2種類ある.

一口で「わかる」こと,と言っても,2種類あるのだと思う.わかったことが簡単な文章で書き表せるものとそうでないもの,たとえば食べ物の味とか.後者は,最近流行りのエクスペリエンスというのとちょっと似ているかもしれないけれど,それを超えるものだ.もちろん前者でも,書き表したその文章だけを読んで同じ理解の程度に到達できるほど世の中甘くないのだけれど.

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■2005/ 2/ 7(月)  Salut, la terre.

perl の manpage の仏語訳.日常参照することの多い perlfunc などもきちんと訳されている.perlintro で最初に出てくるプログラムが print "Salut, la terre"; であるところなど楽しめるものの,私は実用にするにはやはり日本語のドキュメントを選ぶ.

体調がなかなか回復しないので近くの医院を初めて訪れる.お医者さんは中国かタイあたり出身の人のようだった.日本語はきわめて流暢なので特に意思疎通に支障があるというわけではない.

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■2005/ 2/ 6(日)  料理作るのが好き。

このところ mixi の「料理作るのが好き。」コミュニティを読むのにはまってしまっている.コミュニティというエンティティの中心的な機能は掲示板で,ご多分に漏れずマルチスレッドフロート型を採用しているので表面的には某匿名掲示板サイトに近いものがあるのだけれど,いまのところ荒れずにすんでいる.このコミュニティで掲示板に書き込む人は皆料理がとても得意なようで,料理の名前を追っていくだけで目の保養(笑)になるのだけれど,反面,この日記にいままで書いていた料理の話など,恥ずかしくてとても公開できたものではないという気になってしまう.

有斐閣判例六法の追補が到着.ポケット六法追補とのタイトルが併記されており,主要なコンテンツである民法の改正(保証人の責任軽減・口語化)後の条文のほか,民事訴訟法と刑法の改正情報が載っていた.

セシールから,一昨日頼んだタオル地のシーツが届く.風邪で伏せっているので,ドアのところまで届けてもらえるのがうれしい.

業界のことは詳しくないのだけれど,カタログ等を見る限り,服飾や繊維製品を中心とした家庭向け消耗品を安価に提供する業者で,他のチャネルと比べて柄がシンプルだったり,ファッション性を落としたりといった工夫により低価格を実現している模様.家電量販店は,他のチャネル(街の電気屋さんとか)と品物自体は同一のものを提供しているのに対し,この会社は,紳士服量販店や食料品スーパー・生協と同様,扱っている商品の品質が百貨店などで扱っている高級商品とはだいぶ違うというのがポイントだ.ユニクロや無印良品も一見似ているものの,扱っている商品の範囲がだいぶ違うため競合はしないようだ.直接競合するのは GMS(最近流行っていなさそうだけれど)なのだろうか.でもどこでプロモーションしているのだろう.

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■2005/ 2/ 5(土)  勘定系

統合後のシステム、三菱系に一本化 三菱東京・UFJ(アサヒ・コム).勘定系システムを三菱東京に一本化する方針とのこと.日立さん食いっぱぐれちゃいましたね.半ば予想していたこととはいえ,機能面では UFJ の方が上だと思っていたので残念だ.

今週のことを時刻表で振り返ってみて,川崎駅が JR 運賃制度上の横浜市内に含まれるということを知る.理由は不明ながら,南武線は尻手,矢向まで含まれるらしい.いつも西に行くのは新横浜乗車だし,東に行くのは渋谷から JR 利用だから知らなかったのだけれど,意外なものだった.もう一つ知らなかったのは,横浜市内の西の端は本郷台と戸塚で,大船は除かれているということ.確かに地図を見ると鎌倉市と横浜市の境の上に乗っかっている駅ながら,駅舎の主要な部分は微妙に鎌倉側に位置しているように見える.

夕食は,大根・焼き麩入りにゅうめん.具はたまたま台所にあったものを入れたもので,料理としての必然性には欠ける.みそ仕立てにしたのは少し大胆だったかもしれないけれど,溶き卵も流しておいしくまとめられた.それと,缶詰のホワイトアスパラのマリネ.

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■2005/ 2/ 4(金)  就職活動

一番寒い時期に関西を訪れたことになるだろうか.第1日の昼は阪急そばできつねうどん.その後は同僚とかごの屋を利用することが多かった.かごの屋というチェーンは聞いたことがなかったのだけれど,行ってみたら,千都や「さと」と同じく郊外型和食ファミレスなのだと判明した.

東一条通が屋台で埋まる節分祭.大学ではいよいよ期末試験も終わるころで,新卒予定者の就職活動シーズンが始まっており,その真っ只中の後輩からの相談を受ける.仕事やキャリアに対してポジティブな姿勢を持った人と話すというのは新鮮なことで,バリューチェーンのごく一部であるにもかかわらずボリュームの多い日常業務に忙殺されて視野が狭くなってしまいそうな私にとっては貴重な経験なのだった.私が就職活動していたころは,仕事やキャリアに対する思いといったことについて周りの人と話すことはあまりなかったように記憶していたし,理系だからか,さらさらと活動を進める人が多かったことを覚えている.あまり突っ込んだ話はできなかったのだけれど,採用担当者はわずか10分かそこらの時間だけで判断しないといけないのだからさぞかし苦労するのだろう.でもたとえば南山大学のデータだと,60社以上にエントリー(資料請求)した学生が過半数を占めるという.相手企業を一つ一つ研究していかなくては,エントリーシートもおちおち書けないのだから,学生側にも並大抵ではない努力が要求されるものだ.

その他「みしっくさんが来ると話題が文化的になりますね」といううれしいコメントをもらったりして,体力は消耗したのだけれど心は十二分にあたたまったのだった.

ところで.先ほどの南山大学サイトで,先輩訪問の年代別有効質問内容という記述があっておもしろかった.入社16年目以降の人は「かなりその会社のカラーに染まっているので、建前か本音かを考えながら聞くことも大切である」のだそうだ.

Dell のパソコンは,セシールの会員向けサイト経由で買うと吉らしいことを知る.

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