旅行を終えて


南仏では,まぶしい太陽に焼かれつつ潮風に当たって,思いもかけず革命記念日のパレードも見られたし,パリではお菓子を食べて,ルーブル美術館へ行ってと,十二分に楽しむことができたと思う.天候もよく,とりたてて大きなトラブルもなかった.

荷物は,バックパックではなく小さなピギーバックに入れて持っていった.行動用には小さめのデイパックを使った.辞書は紙の辞書で,学習用の仏和辞典と,ポケットサイズで仏英と英仏が1冊にまとまったものを持っていった.夏場なので服は少なくてすみ,綿製のジャケットを一応持参したものの,ほとんど使うことがなかった.ガイドブックは地球の歩き方の南仏版とパリ版を持っていった.

マルセイユとニースは十分時間をとれたものの,パリにはまだまだ見所が多いので,次にフランスを訪れた際には今回行かなかった場所をじっくり回りたいと思っている.その場合でもラデュレとエディアールは再訪したい.何人かで旅行するのなら,ミシュランやゴーミヨーなどに載っているレストランを予約して食べに行くというのもいい.南仏といえばモナコ,ディーニュ,アヴィニョンといった都市も訪れてみたいけれど,次に観光でフランス語圏に行くことがあるとすれば,まずは他の地方を旅したい.何年先になるかわからないけれど,コートダジュールと同様,他の文化の影響を受けている地方の方が発見が多いはずだとすると,アルザスやバスク,国は違うけれどスイスやケベックといった地方や国に行けば楽しめそうだ.