7月27日(金)
←7月26日(木) 7月28日(土)→ ★2001年夏アイスランドなど旅行記 - 目次 ◎ほーむ
市博物館の「ストックホルムの歴史と人々の暮らし」と要約される常設展を観覧して,12時20分中央駅発の Arlanda Express でストックホルムを後にする.学生 70 SEK,大人 140 SEK(!).ただし現在は夏休みスペシャルオファーとして「140 SEK で2人乗れます」となっている.どう見ても原価を反映していない奇妙な運賃設定だ.もちろん「取れるところから取ろう」ということなのだろうけれど.アーランダより遠いウプサラ行きの方が逆に安いのも不思議.
12時40分定刻に列車は Arlanda 北駅に到着.「2分以上遅れたらもう1枚チケットを差し上げます」ということで,時間には正確だ.
FI 307 便レイキャビク・ケプラヴィーク国際空港行きに搭乗.アイスランド航空の機材でスカンジナビア航空と共同運航.機種は B757-200.
機内誌 Atlantica によれば,アイスランドは人口が少ないので,多くのヨーロッパの航空会社と異なりアイスランド航空にとってビジネス旅行客市場はとても小さく,したがってそのままでは競争力がない.そこで地理的条件を生かして北米・欧州間市場に進出する戦略をたて,1993年から成長を続けているのだそうだ.ヨーロッパを朝早く出て,ケプラヴィークで乗り換えて北米へ,ということだ.
15時15分(アイスランド時間: GMT+0),ケプラヴィーク国際空港到着.入国審査はなかった.
ここまでの旅程を地図で示すと図 1 のとおり.ヨーロッパの拡大図は図 2.アイスランドはスカンジナビア半島,ブリテン島,シェトランド諸島(イギリス領),フェロー諸島(デンマーク領)と地理的に近いことがよくわかる.そして,もう少し北西に足を延ばせばグリーンランド,なのだ.アイスランドでの8月4日までの行程は結局図 3 のようになった.
図 1
図 2
図 3
この宿,気軽さと安さはよいのだけれど,鍵の閉まり具合や水回りに難がある.結局のところ一流ホテルの快適さは望むべくもないのだ.21時40分ごろ就寝.
←7月26日(木) 7月28日(土)→ ★2001年夏アイスランドなど旅行記 - 目次 ◎ほーむ