番外編: 旅の技術について

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以下の文章は,『地球の歩き方』'97〜'98版に書いていないことや, 同書の記述が正しくないことで, 知っておくと便利だと思ったことを中心に書いたもの.利用の際には, 『地球の歩き方』などのガイドブックも参照されることをおすすめする.

両替について.韓国ウォンの現金や T/C は, 日本ではまず手に入れることができないので,向こうで両替することになる. 空港の銀行のカウンターでもレートは悪くないようだ. 空港のカウンターの係員は日本語を話し,てきぱきと両替してくれるが, 市内の銀行支店の係員は日本語を話さないようで,時間も多少かかる. 短期の滞在なら必要な金額を全部空港で両替してしまってもよいと思う. 今回の旅行で両替したレートは,だいたい 100円 = 1,048韓国ウォンだった.

現金と T/C を比較すると,T/C の方がレートがわずかによいものの, 換金手数料を取られるので,だいたい5万円以下では損をする. このため,今回は日本円の現金を持っていった. いちおう日本円の T/C も持っていったが,使わなかった.

韓国ウォンを日本で円に戻すのは難しいので, 後で韓国に行く予定がなければ韓国内で再両替しておく.

クレジットカード(シニョンカドゥ,信用カードという)は, ホテル以外では,使える場所が少ない.今回もクレジットカードは使わなかった.

カードついでに,「チョヌヮカドゥ」(電話カード)について. 日本と同様に磁気カード式の電話カードが普及している.価格別に数種類あって, 1万ウォンで買えるカードは1万1千ウォン分通話できる. ダイヤル直通国際電話にもそのまま使える. 電話カードが使えるのは銀色の公衆電話に限られるが, 銀色の公衆電話には2種類あって,両方が一緒に設置されていることが多いので, 注意する.1種類は電話カードが使えるもの, もう1種類は(韓国通信と提携している発行者の)クレジットカード・IC カードが使えるものだ. その他,水色の公衆電話などもあるが,こちらはコインのみの利用となっている.


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