みしっく今日のひとこと - 2011年8月


■2011/ 8/20(土)  リサイクル(というかリユース)は,難しい.(その2)

欠品を指摘された当該ベルトを捜索したものの,見当たらないことが確定.後は週明けにメーカーに電話して,当該ベルトだけ販売してもらえないか交渉してみるぐらいか(あいにくメールフォームなどでの問い合わせは受け付けていない…).

何のために走り回っているのか見失ってしまいそうだけれど,とりあえず乗りかかった船なので早期解決を図るほかなさそう.

買主の立場からすれば,転売できない物品を買い取れるはずがないので,そもそもそんな物品を送ってこないでほしいということになるのだと思う.

リユースの厳しさといえば,こんなこともあった.いま住んでいるところから自転車で10分ほどの場所にリサイクルショップがあって,今回買い取りを依頼したような物品は扱っていないものの,家具や家電などを扱っていて,実際に小型家電を買ったこともあるのだけれど,物品の配送をしてくれない模様なので,家具などを買うのはちと厳しい.まして,その店に買い取りを依頼するというのは,市場実勢を反映した正常な取引ができるかどうかの手がかりがないので難しい(たとえ二束三文でも,市場実勢通りの価格であればよいのだけれど…).

運送料金にしても,縦・横・高さの三辺の合計が100センチ以内のいわゆる100サイズ程度なら何とか許容できる料金だけれど,梱包材込みでこのサイズに入る家財というのはなかなかないのも確か(今回はぎりぎり170サイズに入るかどうか?だった).

いっそ業者を介さずに無償で譲るという方策も考えられ,実際,住んでいる自治体で不用品情報の仲介をする取り組み(掲示板のようなものを開設)もしているのだけれど,取引が活発に行われているとはいえなさそう.実質は,不用品はこの掲示板に一定期間掲示し,引き合いがなかった場合に粗大ごみ処理するということになるのではないかと想定.引き合いがありうまく譲渡が成立した場合も,運送手段の問題と,部品欠損などにより結局使い物にならない品物と判明した場合の処理の問題などは残る.

書籍・雑誌などは,京都時代に在来型の古書店に持ち込んでひどい扱いを受けたり,関東に移住した後に近隣のブックオフに10冊ぐらい持ち込んだら「こちらの品物,すべてお値段をお付けできない品物になりますー」と明るく返されてしまったりして以来,資源ごみとして出すのを常としている.

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■2011/ 8/19(金)  リサイクル(というかリユース)は,難しい.

学生時代にリサイクル市という名前のイベント(卒業生から不要となった家具・家電などを回収し,新入生に配布する)に携わっていた経験から,難しいだろうとは思っていたのだけれど.

先月使わなくなった不用品を,どうやって環境負荷を最小限にしつつ他の人に活用してもらうかを考えた.個人で発送したりするのは,送料が相当高くつく.そもそも梱包材もない.時間のある人なら梱包材を調達してネットオークションに出品するのだろうと思ったけれど,オークションのやり取りをするような余裕時間は到底ない.

それで,ネットで見つけた買取業者に査定をしてもらったところ,500円で買い取れるとの回答を得たため,購入時の価格は忘れてしまった(標準価格は2万円前後と推測)けれど,古物市場の実勢からすれば適正だし,再利用してくれる人が見つかるのであれば額の多寡はあまり問題とならないと考え,応諾し,梱包材を送ってもらって発送.

その後が大変だった.欠品の有無につき「欠品がある.水色のクッションが付属していますが,その他の付属品があったかどうか不明です.最近まで使用しており機能上の問題は見当たりません.」,汚れの程度は「目立たないが少しある」との情報に基づいて査定をしたが,現物を確認したところベルトが1個欠品しておりこのままでは使用できない,かなり目立つしみ・汚れがあったので,査定金額は0円にせざるを得ない,またベルトが揃わなければ送料着払いで返送することになる,送料は概算2,700円になる,という.

当該ベルトがないと機能上問題があるため販売できないという.当方では先月まで利用に供していたため問題ないと思って申し込んだものの,誤信だったようだ(いわゆる「隠れた瑕疵」に似ているがちょっと違う).また汚れについても業者との認識のずれが出てしまった.

現状は当該ベルトを全力で探すしかないのだが,万一どうしても出てこなかった場合,返送されても当方ではそれを他の人に譲ることはできず(機能上重要な部品が欠けていると知りつつそれを隠して譲ることは正義にもとる),粗大ごみとして自治体に処理を依頼するしかないので,今後の処理については業者と協議して進めていくことになるだろう.

地元の業者が出張買い取りをしてくれるといっても,その応対をする時間的余裕はないし,出張買い取りでは価格水準の適正も担保できない(対象品目に詳しい業者かどうかもわからない).運送手段と時間がないのでリサイクルショップの店頭に持ち込んで査定を依頼することも無理.

不用品を売却により処分するのはこれまで経験がなかったので,ちょっと高い授業料を支払う(ことになるかもしれない)羽目になったと考えればいいのだろうか.

教訓としては,以下のように思った.

「まだ使える製品が粗大ごみとして捨てられている」といった意見が新聞の投書欄などで時折見受けられる.粗大ごみとして捨てるなと言うのは簡単だけれど,こうした行き違いや取引コスト(無償で譲るのにも相手を探したり物品を運搬するのに多大な時間と労力を要する),引き受け手が見つかるまでの保管コストを考えると,粗大ごみとして捨てる選択は非難できないのではないか.一般的に,新品が相当高価なものでないと中古品市場は成立しない理由が一つ具体的にわかった気がする.かといって粗大ごみ処理手数料を大幅値上げすると,今度は不法投棄が増えたり違法収集業者が跋扈するのが必定なので,この手も取れない.

(20日追記)査定時には欠品がある(付属品について不明である)旨申告していたことが明らかになったので,その旨訂正した.

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■2011/ 8/18(木)  暑さには強いので

暑さには強いので,最近は室温が30℃になってもエアコンを入れる必要を感じず,むしろその水準の方が快適なように感じられるようになった.でもパソコンは正直で,ファンがすごい回転音を立て始めるようになったので,筐体を開けてCPUの放熱フィンを清掃したところ回復.4年半前に購入した製品で,そろそろ買い替えたいと思っているのだけれど,あと数か月は持ちこたえてもらわなければ.

パソコンはときどき故障するもので,スポット保守と定額保守の料金を比較する必要はあるものの,スポット保守にかかわる手間を思えば,定額保守契約を結んでおいた方がよい.買い替え先の候補として想定している機種が,センドバック保守期間が3年しか選べず少々不満だったのだけれど,期間満了までの間に継続を申し込めば,年間3,150円で継続できるらしい(メーカーのウェブページ)ことに今日気づき,安心した.

京王線方面で知らないウイルスに感染したのか,それとも生活リズムの変化がよくなかったのか,先週から珍しく夏風邪気味.先週は高熱で1日寝込んだこともあったのだけれど,今週は回復基調.

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■2011/ 8/17(水)  近況

東日本大震災に関し,とある会社から「PTSDチェックリスト 「IES-R(改訂 出来事インパクト尺度)」」を受ける.このチェックリストは,PTSDのスクリーニングをするために作られたものらしい.結果としては無論PTSDの高危険者スクリーニング基準に当てはまらなかった.

エスペラント関係のウェブページを少々作ることになった.エディタはこれまでNoEditorを使っていたけれど,Shift_JIS範囲外の文字を扱えないという相当大きな問題があるので,Meryを使うことに.Meryだと,Shift_JIS範囲外の文字をコピーアンドペーストすると文字がグレーの背景になって注意喚起してくれるという点が気に入った.UTF-8などで保存すれば背景色は元の白色に戻る.

フォームメールとしては,メールフォーム普及委員会の「ezPost ver 5.0」を設置.

先週は,1週間だけ京王線ユーザーに.

その最終日に,むさしの号に乗る機会があった.もともと予定していたのではなく,高幡不動駅近辺で大宮以遠への乗換検索をしてみたところ,京王線準特急新宿行き→湘南新宿ライン特別快速籠原方面行きあたりが出てくるかと思いきや,多摩都市モノレール立川南乗り換え,むさしの号大宮行きが出てきたので,これ幸いとこの経路を選択することにしたもの.

むさしの号は,現状1日数本しか運転されず,しかも節電のため平日は減便しているとかいう不遇な列車.立川を出ると中央線内の駅には止まらず,次は新小平.武蔵野線内は原則各駅に止まるものの,北朝霞の次は,西浦和は通過して終点大宮まで止まらないというミステリアスな停車のしかたをする.快速ではなく普通列車扱い.立川から大宮以遠に向かうのには,都心の喧騒に巻き込まれず,線形がよいためか相当短時間で到着できてうれしい限りである.しもうさ号ともども武蔵野線沿線の住民にも重宝されそうだけれど,何しろ運転本数がきわめて少ないのが残念なところ.

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